Instagramの投稿の中で、
「私は、それ嫌だと思います」
と書いたことはありますか?
意外と、これが書けない人は多いです。
こういう言葉は、比較的書きやすい。
でも、
「私はそれはちょっと違うと思いました」
「これは私には合わないんです」
「私はそういうのは嫌なんです」
「そこまでして売りたくないんですよね」
となると、
なぜでしょうか。
「嫌だ」が書けない理由

たぶん、
嫌われたくない。
感じ悪く見られたくない。
誰かを否定していると思われたくない。
そんな気持ちがあるからだと思います。
お教室の先生や、個人でサービスを提供している人なら、
という気持ちもあるかもしれません。
今まで発信の中で作ってきた、
- 優しい先生。
- 素敵な先生。
- いつも前向きな先生。
そんな「ちゃんとした自分」を崩したくない。
だから本当は、
「それ、ちょっと違うと思う」
「私は嫌だな」
と感じていても、
投稿では無難な言葉に置き換えてしまいます。
でも、ここに一つ問題があります。
当たり障りのない発信は、みんなやっている
Instagramを見てみると、
「素敵ですね」
「楽しかったです」
「お客様に喜んでいただきたいです」
「心を込めてお作りしています」
そんな言葉をたくさん見かけます。
もちろん、どれも嘘ではないと思います。
本当にそう思っているから書いている。
でも、
作品も似ている。
価格も近い。
発信内容も似ている。
そこにさらに、
と、右を見て左を見て、
周りに合わせながら発信していたらどうなるでしょう。
周りと同じことを言って、
周りと同じように整えて、
周りと同じように無難に発信していたら、
お客様から見た時に、
「好き」だけでは見えない価値観がある

たとえば、
「お客様に喜んでもらいたいです」
という言葉。
もちろん、とても大切な気持ちです。
でも、おそらく多くの事業者が同じように考えています。
では、
こんな言葉だったらどうでしょう。
「たとえ売上のためでも、品質の悪い苗を売るようなことは、私はしたくない」
ここまで聞くと、
その人が何を大切にしているのか。
どこに自分なりの線を引いているのか。
少し見えてきませんか?
「好き」
「大切」
「嬉しい」
だけでは見えなかった価値観が、
何が嫌なのか。
何に違和感を感じるのか。
何は選ばないのか。
そこにも、その人らしさはあります。
否定文は、誰かを攻撃するための言葉ではない
ここで勘違いしてほしくないのが、
「そんなやり方は間違っています」
と相手を断定するのと、
「私は、そのやり方は合わないと感じています」
と自分の考えを伝えるのでは、
意味が違います。
大切なのは、
「私はどう思うか」
として伝えること。
否定文は、誰かを攻撃するために使うものではありません。
自分が何を大切にしている人なのか。
どんな考え方をしている人なのか。
その輪郭を見せるための言葉です。
お客様は「合う・合わない」を判断したい

発信というと、
できるだけたくさんの人に好かれた方がいいと思うかもしれません。
でも、個人で仕事をしているなら、
全員に好かれる必要はありません。
むしろ、
「この人の考え方、好きだな」
と思う人がいる一方で、
「私はちょっと違うかな」
と思う人がいてもいい。
お客様にとっても、
何を大切にしている人なのか。
どんな仕事の仕方をする人なのか。
何はしない人なのか。
そこまで見えた上で、
あなたが何を選ぶ人なのかは、何を選ばないかにも表れる
発信は、
誰にも嫌われないためにするものではありません。
自分と合う人に、
だから、
「好き」
「素敵」
「嬉しい」
だけで全部を丸く整えなくても大丈夫です。
本当にそう思ったのなら、
「私はちょっと違うと思う」
「これは私には合わない」
「私はそういうのは嫌なんです」
そんな言葉があってもいい。
あなたが何を選ぶ人なのかは、
次にキャプションを書く時、
「私は本当はどう思っている?」
と、一度だけ自分に聞いてみてください。
いつも無難な言葉に置き換えていた一文の中に、
あなたらしさが隠れているかもしれません。
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