「Instagramに作品を投稿しているのに、なかなか売れない…」
「いいねは付くのに、注文が入らない」
「もしかして、私の作品は高すぎるのかな?」
ハンドメイド作品を販売していると、そんな悩みにぶつかることがあります。
時間をかけて制作し、写真を撮って、文章を考えて投稿する。
それでも売れない日が続くと、だんだん自信がなくなってしまいますよね。
そして、つい考えてしまうのが、
「もっと安くすれば売れるのかな?」
ということ。
でも、ちょっと待ってください。
作品が売れない理由は、本当に価格なのでしょうか?
今回は、ハンドメイド作品が思うように売れないとき、値下げする前に考えてほしいことをお話しします🌿
作品が売れないと、なぜ価格を下げたくなるの?

例えば、あなたが3,500円のハンドメイドアクセサリーを販売しているとします。
そんなとき、同じようなアクセサリーを2,000円で販売している作家さんを見つけたら、どう感じるでしょうか?
「やっぱり私の作品は高いのかな?」
「もう少し安くした方が買ってもらえるかも…」
そんなふうに考えてしまうかもしれません。
もちろん、価格はお客様が購入を判断する大切な要素の一つです。
でも、ここで一度考えてみてほしいのです。
お客様から「高い」と言われたのでしょうか?
それとも、売れない理由を自分で「価格が高いから」と考えたのでしょうか?
「売れなかった」という事実と、「価格が高い」という理由は違う
例えば、ある月にハンドメイド作品を10点販売したけれど、注文が1件も入らなかったとします。
このとき、確認できている事実は、
ということです。
では、その理由は何でしょうか?
- 価格が高かったから?
- 作品のデザインが好みに合わなかったから?
- そもそも、作品を必要としている人に見てもらえていなかったから?
- 購入したいと思っても、注文方法が分からなかったから?
いろいろな可能性が考えられますよね。
でも、注文が0件だったという結果だけでは、どれが本当の理由なのか分かりません。
それなのに、
「売れないのは価格が高いからだ!」
と決めつけて値下げしてしまったら、どうなるでしょうか?
もしかすると、価格とは別のところに原因があるのに、利益だけを減らしてしまうかもしれません。
ここを分けて考えることが大切なのです。
値下げすれば、本当に売れるようになる?

ハンドメイド作品には、材料費だけでなく、制作する時間や技術、梱包などにもコストがかかっています。
例えば、3,500円で販売していた作品を2,500円に値下げしたとします。
それでも販売数が増えて、十分な利益が残るのであれば、価格を見直す意味はあるでしょう。
でも、値下げしたからといって、必ず注文が増えるとは限りません。
- そもそも作品を知られていなかったら?
- お客様が購入方法を見つけられなかったら?
- 欲しいと思う理由が伝わっていなかったら?
価格だけを変えても、状況が変わらない可能性があります。
そして、もし売れないたびに値下げを繰り返していたら…。
制作時間は変わらないのに、手元に残るお金だけが減ってしまうこともあります。
だからこそ、価格を下げること自体が悪いのではなく、理由が分からないまま下げることに注意してほしいのです。
他の作家さんの価格が、あなたの正解とは限らない
ハンドメイド販売をしていると、どうしても他の作家さんの作品や価格が気になりますよね。
「あの人は私より安い」
「あの人は高いのに、いつも売り切れている」
そんな比較をしたことはありませんか?
使っている材料も、制作にかかる時間も、販売方法も違う。
すでにたくさんのファンがいる方もいれば、販売を始めたばかりの方もいるでしょう。
だから、他の作家さんの価格を参考にすることはできても、その価格が自分にも合っているとは限りません。
大切なのは、誰かと同じ価格にすることではなく、自分の事業にとって、その価格がどういう意味を持つのかを考えること。
価格も、商品も、販売方法も。
誰かの正解をそのまま当てはめるのではなく、自分の事業に合わせて考えていきたいですね。
売れないときこそ、すぐに答えを出さない
作品が売れないと、不安になります。
早く何とかしたくて、写真を変えたり、投稿を増やしたり、価格を下げたり。
何か行動しなければ!と思う気持ちも分かります。
でも、改善することと、思いついたことを次々に変えることは同じではありません。
注文が入らないとき。
「価格が高いのかも」と思ったなら、
「私は何を根拠に、そう判断したんだろう?」
と、一度考えてみてください。
・お客様から実際に言われたことなのか。
・販売結果から確認できたことなのか。
・それとも、自分の想像なのか。
この違いに気づくだけでも、次に考えるべきことが変わってきます。
事業を続けていくうえで大切なのは、毎回すぐに正解を見つけることではありません。
それを整理しながら、自分で判断していくことだと思います。
まとめ|値下げする前に、もう一度考えてみよう
ハンドメイド作品が売れないとき、価格を見直すことが必要な場合もあります。
でも、売れない理由が必ず価格にあるとは限りません。
「売れなかった」という結果だけを見て、すぐに「高すぎるから」と決めつけないこと。
そして、他の作家さんと比べる前に、自分の事業の状況を考えてみること。
頑張って改善する前に、そもそも何を根拠に改善しようとしているのか。
そこに目を向けてみてくださいね🌿
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