メモを取っても身につかない理由|効果的なメモの取り方と「書く」本当の意味

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セミナーや講習に行くと、みんなメモを取ります。

  • 講師の言葉。
  • 大事そうなフレーズ。
  • 成功している人の考え方。

ノートはどんどん埋まっていく。

「なるほど!」

と思うこともたくさんある。

でも、数日経つとどうでしょう?

また同じことで悩む。
また同じ場所で止まる。

そして、

また新しい答えを探しにいく。

これ、私も何度もやってきました。

もちろん、メモを取ること自体が悪いわけではありません。

問題は、

「何を書いているか」

なんです。

今回の記事の目次

人の言葉を書くだけでは、自分の思考は見えてこない

セミナーでよくあるのが、

・講師が言ったことを書く
・大事そうな言葉を書く
・あとで見返したいことを書く

というメモです。

これは、

情報を残すためのメモ。

忘れないためには、とても便利です。

でも、

「講師が何と言ったか」

を書き残したことと、

「私はそれをどう考えたのか」

は別です。

たとえば、

「ターゲットを絞りましょう」

と聞いて、

ノートに

『ターゲットを絞る』

と書く。

これだけなら、残っているのは講師の考えです。

そこで、

「じゃあ、私は誰に届けたいんだろう?」
「今のお客様の中で、誰と関わっている時が一番力を発揮できる?」
「そもそも私は、本当に絞った方がいいと思ってる?」

と考えてみる。

ここから、

自分の思考が始まります。

大事なのは「自分はどう思った?」を書くこと

私は、書くなら

人の言葉だけではなく、自分の反応も一緒に残した方がいい

と思っています。

たとえば、

「なるほどと思った」
「でも、ここは少し違和感がある」
「これは私の場合にも当てはまりそう」
「いや、私はそうは思わない」
「なぜこの言葉が気になったんだろう?」

こんなことでいい。

正しい答えを書く必要はありません。

むしろ、

自分が何に反応したのかを書く。

そこに、自分の考えを知るヒントがあります。

「なんか違う」で止まっていた私

私自身、昔から

「なんか違う」

には結構気づく方でした。

誰かの話を聞いていても、

「うーん、なんか違う」

仕事をしていても、

「これ、なんか変じゃない?」

発信を見ていても、

「なんでか分からないけど引っかかる」

そういう感覚はある。

でも昔は、

そこで終わっていました。

「なんか違う」

以上(笑)

なぜ違うのか。
何が引っかかったのか。
じゃあ私はどう思っているのか。

そこまで説明できなかった。

だから、自分でも自分の考えていることがよく分からない。

でも、

「何が違う?」
「どこに引っかかった?」
「私は本当はどうしたい?」

と、少しずつ言葉にするようになってから、

自分の考えが見えるようになってきました。

書く価値は「頭の中を外に出せること」

頭の中って、

意外とぐちゃぐちゃです。

  • 感情。
  • 考え。
  • 違和感。
  • 記憶。
  • 不安。
  • 直感。

いろんなものが同時にあります。

私はこれを、

絡まったイヤホンみたいなもの

だと思っています。

ポケットの中に入ったままだと、どこがどう絡まっているのか分からない。

でも、

机の上に出してみると、

「あ、ここが絡んでる」

と見える。

書くことも同じです。

頭の中にあるものを、

一度、外に出してみる。

すると、

「私、ここを気にしてたんだ」

「本当はこれが嫌だったんだ」

「問題だと思ってたのはそこじゃなかったかも」

と、

頭の中だけで考えていた時には見えなかったものが見えることがあります。

書くと「自分の考え」を自分で見られる

これが、私が思う「書く価値」です。

書くことで、

自分と、自分の考えの間に少し「距離」ができます。

すると、

自分が何を考えているのかを、

自分で見られるようになる。

ここが大事です。

書いたから人生が変わるわけではありません。

ノートを何冊埋めても、それだけで売上が上がるわけでもありません。

でも、

自分が何を考えているのか分からなければ、

次にどうするかも決められません。

  • 書く。
  • 見る。
  • 気づく。
  • 考える。

そして、

「じゃあ私はどうする?」

までつなげる。

ここまで来て初めて、

書いたものが次の行動につながっていきます。

「学んだこと」より「自分が考えたこと」を残す

だから私は、

セミナーでも、本でも、誰かの発信でも、

「何を学んだか」

だけで終わらせない方がいいと思っています。

そのあとに、

「で、私はどう思った?」

を入れてみる。

たとえば、

「今日一番引っかかった言葉は?」
「なぜそこが気になった?」
「自分の場合はどう?」
「私はこれを取り入れたい?」
「取り入れないなら、なぜ?」

こうやって問いを一つ足すだけでも、

人から受け取った情報が、

少しずつ

「自分の考え」

に変わっていきます。

今、少しだけ書いてみてください

もしよければ、

スマホのメモでも紙でもいいので、一つだけ書いてみてください。

「最近、少しモヤっとしたことは何?」

小さなことで大丈夫です。

誰かの一言。

SNSで見た投稿。

仕事で起きたこと。

お客様との会話。

そして、その下にもう一つ。

「私は、なぜそれにモヤっとした?」

を書いてみてください。

答えが出なくても大丈夫。

「分からない」

でもいい。

そこから、

「じゃあ何が嫌だった?」
「どうだったら嫌じゃなかった?」

と続けていく。

すると、

最初はただの

「なんかモヤモヤする」

だったものの中から、

自分が大切にしていることや、本当はどうしたかったのかが見えてくることがあります。

まとめ|メモを「記録」で終わらせない

メモには、

情報を忘れないための役割があります。

でも、

自分自身を整理したいなら、それだけでは足りません。

人の言葉を書いたら、

その横に、

「私はどう思った?」

を書いてみる。

違和感があったら、

「何が違った?」

と聞いてみる。

そして最後に、

「じゃあ私はどうする?」

まで考えてみる。

人の答えをたくさん集めることより、

受け取った情報を材料に、自分で考えられるようになること。

私は、そのために「書く」という行為には価値があると思っています🌿

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