こんにちは、和花人(わばなびと)のMIHOです。
またいつものように夜な夜なネットサーフィンをしていたときのこと。
ふと目に留まった「立体映像」に心が反応してしまいました。
「これ、もしかして寄せ植えでも出来るかも!?やってみよっかな!」
……はい、私の好奇心がまた発動しました(笑)
そしてすぐに次のイメージが浮かんだんです。
「これを寄せ植えでクルクル回して、裏側や側面まで見えたら見る人はきっと楽しいだろうなぁ〜。」
「花屋さんも、きっと“やってみたい!”って思うよね。」
「苗の紹介にも使えるし、作品の世界観をもっと伝えられるかも!」
そんな思いから、“寄せ植えを立体で見せる”という新しい挑戦が始まりました。
AI立体スキャンに挑戦
準備したのは、いつも作っている寄せ植え作品。
ぐるっと一周、角度を変えながら撮影していくと、AIが自動で“立体モデル”を作ってくれるという仕組み。
聞いただけだと簡単そうに思うでしょう?
でも実際は――なかなかの大仕事でした(笑)
撮影で感じた難しさ
「撮影なんて簡単!」と思っていたけれど、実際やってみると、光の当たり方ひとつで影が強く出てしまったり、背景が映り込んでAIが混乱してしまったり…。
MIHO特に今回使った寄せ植えは、暗めの同系色の葉とアイアン鉢だったので、AIがどこまでが「植物」でどこからが「背景」なのか判断しづらかったみたいです。
まるで「花びらと影の境界線を見極めるテスト」みたいでした(笑)
そして、ついに完成!
撮影したデータをもとにAIが立体を生成。
数分後、画面の中に――私の寄せ植えが出てきたんです。
思わず「おぉ〜!」と声が出ました(笑)
少し歪んでいたり、花びらが溶けていたり、完璧ではないけれど、確かに“自分の作品が3Dで動いている”んです。
「やってみたい!」と思ったことが、こうして実現して形になる瞬間って、ほんとうに嬉しいものですね。
完成した試作モデルはこちら
表示の途中で「カメラアクセス許可」が出ることがありますが、
これはお使いの部屋に寄せ植えをARで表示できる機能です🌿
「今回のみ許可」を選べば安全にお試しいただけます✨
※通常の閲覧だけなら「許可しない」を選んでも問題ありません。
モデルの上にマウスを合わせて操作できます。
・左ドラッグ → クルクル回転🌿
・ホイール → 拡大/縮小🔍
・右ドラッグ → 上下左右にスライド📦
📱 スマホ・タブレットの方は、指でスワイプ&ピンチ操作で動かせます💫
バーチャルで飾ってみることも!(AR体験)
AR(拡張現実)という機能を使えば、リビングや玄関、ベランダなど、現実の空間に寄せ植えを「ポン」と置いたように見えるんです。
たとえば──
「この鉢を玄関に置いたらどんな雰囲気になるかな?」
「この色合いは部屋の照明に合うかな?」
そんな想像を、実際に目で見て確かめることができます。
花屋さんやガーデンデザイナーさんなら、お客さまに「飾ったときのイメージ」をリアルに伝えるツールとしても使えるはず。
MIHO作品紹介・入荷情報・販売ページなど、“写真では伝わらなかった世界”を表現できる新しい手段だと感じました。
まだ試作段階ではあるけれど、こうして実際に形にしてみたら、「花を魅せる」「空間をデザインする」という楽しさが、もう一歩先の未来に繋がっているような気がします。
失敗の中にあった学び
でも今回やってみて、「花を立体で見る」ことの面白さに気づきました。
AIの視点って、人間とは少し違うんです。
花の陰影や重なりを“情報として再現”してくれる。
そこに、これまで気づかなかった造形の美しさが見えてきました。
たとえば、リーフの曲線、苗と苗が重なる影のライン。
そういう細部が3D化されることで、“作品全体の流れ”が浮かび上がってくる感じがしたんです。
改善点と次のステップ
今回の挑戦を通じて見えたポイントをまとめてみました👇
| 改善ポイント | 対策 |
|---|---|
| 光の当て方 | 直射日光よりも明るい日陰で、影をやわらかく。 |
| 背景 | 鉢と反対色の布を敷くとAIが境界を認識しやすい。 |
| 被写体の安定 | 揺れる葉はAIが誤認識するため、室内または無風時に撮影。 |
| 構造のシンプルさ | 初回はシンプルな丸鉢・同系色が少ない作品が◎。 |
| ファイルの軽量化 | WordPressではサイズを抑えると読み込みが快適。 |
MIHO次は光のコントロールや撮影角度を意識して、場所や寄せ植え自体も選び直して、もう一度挑戦してみる予定です。
やってみて思ったこと
結果がうまくいくかどうかよりも、「できるかも?」って心が動いた瞬間に行動する。
それが、新しい発見につながるんだなと実感しました。
私は“花を通じて感情を動かしたい”と思って活動しています。
今回の挑戦もまさにその延長線。
AIというテクノロジーの力を借りて、花の世界に“もうひとつの表現の形”を見つけたような気がします。
そしてこのワクワクを、同じように花を愛する人たちにも伝えたい。
「こんな表現の仕方もあるんだ!」って知ってもらえたら嬉しいです。
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