こんにちは、元花屋:和花人(わばなびと)のMIHOです。
今回は、私自身のブログ運営で強く実感した 「テーマカラー」の重要性 についてお話しします。
実はこの考え方はブログに限らず、オンラインショップやホームページのデザインにもそのまま応用できるもの。
私も最近、ガーデニング系の mihorinblog でサムネイルカラーをオリーブ系に統一しました。
その結果、全体の雰囲気がぐっと整い、オリジナリティも高まったと感じています。
この記事では、
- テーマカラー統一の効果
- 私の実体験(mihorinblog・和花人ブログ)
- カラー決定のポイント
- SWELLでの具体的な設定方法
をまとめてご紹介します。
ブログはもちろん、ネットショップやHPを「自分らしい空間」に育てたい方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. ブログにおける「テーマカラー」とは?

ブログのテーマカラーとは、全体の印象を決定づける色のこと。
具体的には以下のような部分に使われます。
- サイトの背景色やヘッダー
- サムネイル画像の文字色・背景色
- 記事内の見出し装飾
- ボタンやリンクのカラー
2. 私が実践した「カラー統一」の体験談

和花人ブログ(wakawebshop.com)
このブログは、立ち上げ時から「くすみピンク」で統一しました。
最初から方向性を決めていたので、サムネイル・ボタン・装飾まで全体が同じ世界観に揃っています。

結果として「女性らしく上品な雰囲気」が出せて、私の発信内容(副業・働き方・ブログ収益化)と相性が良いデザインになりました。
mihorinblog

一方で、最初に立ち上げた mihorinblog は、当初から「全体的におしゃれに見せたいな…」という気持ちはあったものの、サムネイルの統一は、ガーデニングブログという特性上、色とりどりの花を扱うため「色を統一するのは難しい…」と感じ、そのまま放置していました。
そこで今回、すでに 80記事以上たまった状態でしたが、思い切って「サムネイル」を修正することにしました。
▼修正後のサムネイルはこんな感じです。


もちろん膨大な作業で一気には終わりませんが、「完成形に近づいていく過程」が見えるのも楽しく、モチベーションになっています。
3. 「テーマカラー統一」がもたらす効果

(1) サイト全体の統一感
バラバラの色味から、同系色にまとめるだけで「整った印象」を与えます。
読者は無意識に「見やすい」「落ち着く」と感じ、記事をじっくり読んでくれるようになります。
(2) オリジナリティの強化
色の選び方でサイトの個性が出ます。
例えば、私の場合は以下のように差別化しました。
これにより「どちらのブログか一目でわかる」デザインになり、ブランドとしての力が強まりました。
(3) 読者の記憶に残りやすい
色は視覚的に強い印象を与えます。
記事単体ではなく「この色のブログ」として覚えてもらえることで、リピーターを増やす効果もあります。
(4) SEOへの間接効果
色自体が直接SEOに影響することはありませんが、統一感により滞在時間が伸び、直帰率が下がることで結果的にSEO評価も高まります。
4. SEOへの影響はあるの?
デザインがSEOに直接作用するわけではありません。
さらにPinterestやXなどのSNSでシェアされる際にも、統一感のあるデザインはクリック率を高めます。
つまり、テーマカラーはSEO対策の「裏方」として確実に力を発揮するのです。
5. テーマカラーを決めるときのポイント

ブログのテーマカラーは、感覚で選ぶのではなく「ルール」を意識すると失敗しにくくなります。
ここでは、私が実践して効果があったもの、一般的に取り入れやすい方法をまとめました。
① 3色ルールを意識する
- メインカラー:ブログ全体の基調となる色(背景やサムネイルのベース)
- サブカラー:メインを引き立てる補助色(見出しや区切り線などに)
- アクセントカラー:目を引きたい部分(ボタン・リンク・強調文字)
👉 色を3色以内に絞ることで、見やすく洗練された印象になります。
② トーンを統一する
色数が多くても、明度や彩度をそろえることで統一感を出せます。
- パステル調(淡く柔らかい)
- ビビッド調(鮮やかではっきり)
- くすみ系(落ち着いた大人っぽさ)
👉 和花人ブログの「くすみピンク」も、トーンを揃えることで上品な世界観を実現しています。
③ ジャンル・ターゲットに合わせる
- 女性向け → ピンク、ベージュ、パステルカラー
- ビジネス系 → ネイビー、ブラック、グレー
- 自然・ガーデニング系 → グリーン、ブラウン、アースカラー
👉 「誰に読んでもらいたいか?」を意識すると、自分のブログに最適な色が見つかります。
④ 季節感やテーマを取り入れる
ベースのカラーは変えずに、サムネイルや見出し装飾で季節を表現するのもおすすめ。
- 春 → 桜色や若草色
- 夏 → ブルーやひまわりイエロー
- 秋 → ボルドーやブラウン
- 冬 → ホワイトやネイビー
👉 ガーデニングブログなら特に「花色との調和」を意識すると効果的。
⑤ 無彩色をベースにする
白・黒・グレーといった無彩色をベースにすると、どんなブランドカラーとも相性が良く、全体が引き締まります。
👉 「迷ったら無彩色+差し色」という組み合わせは失敗が少ないです。
⑥ 写真や画像とケンカしない色を選ぶ

mihorinblogではオリーブグリーンを採用したことで、花色と自然に馴染み、写真を引き立てる効果がありました。
※この6つのポイントを押さえておけば、デザインで迷う時間が減り、ブログ全体の統一感がぐっと高まります。
6. SWELLでのテーマカラー登録方法(私の設定例)
WordPressテーマ「SWELL」では、管理画面からカラーを一括で設定できます。
外観 → カスタマイズ → サイト全体設定 → 基本カラー
- メインカラー:サイト全体の基調色(ボタンや強調部分に反映)
- テキストカラー:本文や見出し文字色
- リンクカラー:記事内リンクやボタンの色
- 背景色:全体の背景色


スマホ開閉メニュー
- 文字色
- 背景色


ヘッダー
- ヘッダー背景色
- ヘッダー文字色

フッター
- フッター背景色
- フッター文字色

👉 これらをテーマカラーに寄せると一体感が生まれます。
SWELL設定 → エディター設定 → カラーセット
- カラーパレット(濃):強調したい要素に
- カラーパレット(淡):背景やボックス装飾に
👉 私は「基本色はテーマカラーに寄せて、原色は避けてトーンを落とす」という方法をとっています。


リスト設定(テーブルやアイコンカラー)
- 基本はトーンを落とした色に寄せる
- ただし テーブルのアイコンカラーは目立たせたいので原色を残す など、強弱をつけています。

まとめ
ブログのテーマカラーを整えることは、見た目を美しくするだけではなく、読者に安心感を与え、あなた自身のブランドを形づくる大切な要素です。
これはブログだけでなく、オンラインショップやホームページにも同じように応用できる技術です。
最初からテーマカラーを決めておけば迷うことも減り、効率的に記事やページを増やしていけますし、すでに記事数が多い場合でも少しずつ整えていけば確実にサイトは生まれ変わっていきます。
大事なのは「完璧を目指すこと」ではなく、自分の世界観を大切にして続けていくこと。
色選びはあくまで一例であり、正解は一つではありません。
あなた自身の感性やブログの方向性に合った色を見つけることが、一番のオリジナリティです。
どうか焦らず、楽しみながら「自分らしいサイトづくり」を進めてくださいね。
私も同じように試行錯誤しながら進めているので、一緒に頑張っていきましょう!




