ブログを始めたばかりの頃、よく耳にするのが「まずは100記事書け」という言葉。
確かに記事数=量をこなすことで成長できるのは事実ですし、ビジネス書などで語られる「質量転換の法則」も重要です。
ただし、私はただ数を積み上げるだけでは遠回りになると感じました。
大切なのは「正しい型」を持ったうえで量をこなすこと。
この記事では、質量転換の法則の意味、型がないまま進める落とし穴、そして私自身が動画編集やブログで実感した「型の力」について体験談を交えながら解説します。
「早く成果を出したい」「効率よく成長したい」と思っている方に、きっとヒントになるはずです。
質量転換の法則とは?

「質量転換の法則」とは、大量の実践(量)をこなすことで、自然と質が上がっていく現象のこと。
最初は誰でも失敗や拙い部分が多いですが、数をこなす中で改善点が見えてきます。
例えばブログなら、
・書き進めるうちに「リサーチ」や「構成」が速くなる
・読者に伝わる「言葉選び」が分かってくる
・リライトで「過去記事の質」を底上げできる
ただし、私はここに一つ付け加えたいことがあります。
それは 「型を持った上で量を積むと、質量転換はもっと加速する」 ということです。
「型」を持たずに「量」をこなす落とし穴

・毎回ゼロから記事を書こうとすると、調査や構成に「5時間以上かかる」こともある。
・同じ失敗を何度も繰り返し、「どこを改善すればいいのか」分からないまま記事数だけが増えてしまう。
結果、ブログ更新は続けられても、「時間ばかりかかるのに成果が見えない…」という状況に陥るのです。
習い事でも同じ!「型」の重要性

これは習い事でも同じです。
例えばスイミング。
泳げないまま自己流で練習を続けた人と、スイミングスクールで最適なフォームを教えてもらってからひたすら練習する人。
この2人を比べると、「習得までの時間」も「技術の伸び方」も大きく変わります。
正しい型を学んだ人は、無駄な癖をつけずに最短で上達できるのです。
私が体験した「型」の力(動画編集編)

実は私が動画編集を学んだとき、最初に師匠から教わったのが 「最高のクオリティを出すための型」 でした。
例えば
- 撮影から編集までの流れ
- 効率的なソフトの使い方
- 視聴者に伝わるカットや文字入れのルール
この「型」を最初に徹底的に叩き込んでもらったおかげで、私は毎日毎日、撮影・編集をひたすら繰り返す中で自然と腕を磨けました。
しかも、型を守りながら自分なりの工夫を重ねたことで、時間短縮+クオリティ向上の両立ができたのです。

これは、ただ闇雲に動画を100本作るのとは全く違う成長スピードでした。
ブログ執筆でも「型」が最大の武器

同じことはブログにも言えます。
ブログ執筆の最大の敵は「執筆時間の長さ」。
そこで私は 自分用のテンプレ(型) を作りました。
例えば:
- 【導入文】読者や自分自身の悩みを提示する
- 【本文】説明+体験談+具体例+ノウハウ
- 【まとめ】行動を促すメッセージ
このような「文章構成の型」を決めておくことで、記事執筆がスムーズになり、迷う時間を大幅に削減。
さらに、「伝えたいことを漏れなく入れられる」安心感も生まれました。
さらに私は最近、記事を書くプロセスそのものもテンプレ化しています。
昨日まとめたように、
- 朝PCを開く(習慣化)
- 全ての必要なアプリを同じ手順、同じ場所に起動
- 書きたい熱量の高いテーマを選ぶ
- テンプレに沿って構成を一気に作る
- 執筆に集中
- 装飾・見直し
- 公開
- SNS発信
という流れを固定したことで、「今日は何から始めよう?」と悩む時間がゼロに。
執筆そのものだけでなく、仕事全体の流れを型にすることでスピードと継続力が格段に上がったと感じています。
▼昨日記事にまとめた「私のオリジナル超高速仕事術」についてはこちら

「量」+「型」=最強の成長法則
まとめると、
- 量をこなす → 実践経験からしか得られない学びがある
- 型を持つ → 成長スピードを加速させ、無駄な遠回りを防ぐ
この2つを掛け合わせることで、効率的に力がつきます。
初心者のうちは「まずは100記事!」も大事ですが、自分なりの型を持つことで、その100記事の価値は何倍にも膨らみます。

そして忘れてはいけないのが、質量転換の法則そのものです。
どんなに正しい型を学んでも、実際に繰り返し手を動かさなければ身につきません。
私自身、動画編集でもブログでも、そして日々の執筆習慣でも「型の力」と「質量転換の力」の両方を実感してきました。
だからこそ、これからブログを始める人にも、ぜひ 型を意識しながら、数をこなす挑戦 をしてみてほしいと思います。
・うまくいかなくても大丈夫。
・ 続けること自体が、もう大きな一歩です。
あなたの積み重ねは必ず未来の糧になります。




