和花人オリジナルBloom Storytelling Businessとは?「売る」から始めない循環型ビジネスのつくり方

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和花人オリジナルloom Storytelling Businessとは?「売る」から始めない循環型ビジネスのつくり方

“自分の物語”で咲く、循環型ビジネスの新しい形

こんにちは、和花人ブログのMIHOです。

私は長年、花の仕事を通して「技術」「ブランド」の世界に生きてきました。
どちらも素晴らしい経験で、学びも大きかったけれど、ある日ふと違和感に気づいたんです。

「本当は何をしたいんだろう?」

それが、私の“ストーリーテリング型ビジネス”のはじまりでした。
そしてたどり着いた答えが和花人オリジナル──
Bloom Storytelling Business(ブルーム・ストーリーテリング・ビジネス)です。

今回の記事の目次

Bloom Storytelling Businessとは

Bloom Storytelling Businessとは、私、和花人が考案した“技術”や“ブランド”ではなく、「自分の物語」を価値化していく仕組みです。

花の成長になぞらえると、次の「4つのステップ」で構成されています。

Seed(種)= 志・理念
 なぜこの道を選んだのか?何を伝えたいのか?
 あなたのビジネスの“根っこの想い”を見つける段階。

Root(根)= 自己理解
 自分の強みや価値観、特性を深く掘り下げる。
 「自分を知ること」がすべての軸になります。

Stem(茎)= 発信
 想いを形にして、世界に届ける。
 ブログ・SNS・動画などを通して、自分のストーリーを伝える段階。

Bloom(花)= 収益化・循環
 共感がファンを生み、ビジネスとして花が咲く。
 そしてその花が新しい“種”を生み、また誰かへとつながっていく。

MIHO

つまり、ただ稼ぐための仕組みではなく、「自分の想いという種を育て、花を咲かせ、次の誰かに受け渡す循環」を生み出すビジネスモデルです。

和花人の循環システム図
画像:生成AI×MIHO

Seed(種)──「志・理念」という原点

すべてのはじまりは“想い”です。
それは「好き」や「やりたい」だけでなく、

「なぜそれをやるのか?」

この「問い」に向き合うことが、Seed(種)の段階です。

私の場合、「花を通して人の心を動かしたい」という想いが原点でした。
そしてその奥にあるのは――

「好きなことを、好きなだけできる世界をつくりたい」という願い。

それは単なる理想ではなく、私自身が生きていく上での“指針”であり、行動のエネルギーでもあります。
このSeed(種)があるからこそ、迷っても立ち戻れる場所ができ、辛い時でも諦めずに続けてこられました。

Seedは、後のビジネスを支える“志の根源”になります。

Root(根)── 自分の軸を深く張る

次に大切なのは、自分を知ること。

「何が得意で、何が苦手なのか?」
「自分はどんな時に心が動くのか?」

自己理解を深めることで、ブレない軸が育ちます。

花にとっての根が浅いと、強風で簡単に倒れてしまうように、ビジネスも“根(自分軸)”がないと長続きしません。

この段階では、「本当の自分」と再会することがテーマです。

Stem(茎)── 想いを形にして発信する

次に、自分の「内側にある想い」を「外の世界」へ。
ここでは、ブログやSNS、YouTubeなどを活用して「発信の仕組み」を整えます。

大切なのは「何を伝えるか」ではなく、「なぜそれを伝えるのか?」

人は、あなたの物語に共感し、あなたの想いに心を動かされます。

ストーリーテリングとは、自分語りではありません。
“自分の経験を通して、誰かの背中を押すこと”が目的です。

Bloom(花)── 共感が「収益」を生み、想いが「循環」する

ここまで育ったら、花を咲かせる段階です。

つまり、あなたの想いが「商品」や「サービス」の形になり、人の心に届く瞬間。

たとえば、

  • 寄せ植え教室やワークショップ
  • 季節の花販売や限定ギャザリング販売
  • 展示会・イベント出店
  • 公演・セミナー
  • コンサルティング
  • ブランドグッズ・アート作品
  • 動画販売
  • コミュニティ運営
MIHO

これらは「商品を売る」ためではなく、あなたの物語を通して、誰かを幸せにする手段です。

でも、多くの人が「この“売る”部分」から構築し始めてしまうんです。
私も順番を間違えて、売ることから始めてしまったがために、花屋を辞め、再び原点に戻ることになりました。
まだ種(理念)も根(自己理解)も育っていない状態で花を咲かせようとすると、一瞬は美しくても、長くは咲き続けられません。

「何を売るか」よりも先に、「なぜそれを届けたいのか?」「どんな想いを根に持つのか?」を育てることが、循環するビジネスの土台になります。

花は、咲いた瞬間に終わるのではなく、次の種を生みます。
ビジネスも同じで、“売って終わり”ではなく、“想いが循環していく”のが本当の開花。

この段階で生まれる“共感と信頼”が、また新しい Seed(志・理念)を育てていきます。

他のビジネスモデルとの違い

観点ブランド型技術型ストーリーテリング型(Bloom)
主軸信頼・規模技術・デザイン人生・物語
目的認知・販売技術習得共感・共創
強み即効性品質安定ファンとの深い信頼関係
弱み依存構造効率化が難しい成熟までに時間が必要
世界観「誰かの仕組みで咲く」「自分の技術で咲く」「自分の物語で咲く」

ストーリーテリング型とは、「私の物語」が「誰かの心を動かす物語」に変わる瞬間をつくること。

ただし──
これは他のビジネスモデルを否定するものではありません。

むしろ、ブランド型・技術型のどちらも欠かせない大切な要素です。

私は仕入れのセンスではブランドの方々に敵わないし、技術面ではもっとすごい方がたくさんいます。
だからこそ思うのです。

「餅は餅屋」──それぞれの得意分野があってこそ、花は美しく咲く。

Bloom Storytelling Business(ブルーム・ストーリーテリング・ビジネス)は、その“根”を整えるための土台づくりです。

ブランドが「信頼」という光を与え、技術が「品質という力」を支え、そしてストーリーテリングが「想いの循環」という根を張る。

MIHO

3つが揃ってこそ、“長く愛される花”としてビジネスが咲き続けると、私は考えています。

Bloom Storytelling Businessはどんな人に向いているのか?

  • 技術やブランドに頼らず、「自分の軸」で生きたい人
  • 心と仕事を一致させたい人
  • SNSやブログで世界観を発信したい人
  • 好きなことを“自分らしい形”で仕事にしたい人
  • 一瞬ではなく、長く愛されるビジネスを育てたい人

まとめ

花屋を辞めて、私は気づきました。

ビジネスとは、誰かに真似されない「自分らしい生き方」そのもの。

Seed(種)の想いを育て、
Root(根)を深く張り、
Stem(茎)で発信し、
Bloom(花)を咲かせて、また次の誰かへと想いがつながっていく。

MIHO

それが、Bloom Storytelling Business(ブルーム・ストーリーテリング・ビジネス)です。

私は今もこの花を構築しながら育てている途中
まだ小さな芽ですが、確かに息づいています。

このビジネスは、完成された仕組みではなく、「想いを育て、形にしていく過程そのもの」

あなたの中にも、きっと“咲きたい物語”があるはずです。
どうかその種を、大切に育ててください。
小さな想いが、いつか誰かの心に花を咲かせますように──🌸

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