「オンラインショップって売却できるの?」
「ネットショップもM&Aできる?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実際、M&A市場ではECサイトの売買は数多く行われています。
ただし、すべてのオンラインショップが売却しやすいわけではありません。
ビジネスの構造によって
・売れやすいEC
・売れにくいEC
がはっきり分かれるのです。
この記事では
・オンラインショップが売却できる理由
・売りやすいECサイトの特徴
・売れにくいECサイトの特徴
・ECサイトを高く売る改善方法
について、M&Aの視点から解説していきます。
なお、サイト売却の仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▼オンラインショップは売却できる?ブログは資産になる?サイト売却の仕組み

オンラインショップは売却できる
ECサイトの売却は
と呼ばれる市場で取引されています。
これは
などのオンラインビジネスを売買する仕組みです。
サイトM&Aでは
「サイトそのもの」ではなく
が評価されます。
そのため
などが総合的に判断されます。
売りやすいオンラインショップの特徴
M&A市場で売れやすいオンラインショップには、いくつかの共通点があります。
1 外注化できる
売りやすいECサイトは
になっています。
例えば
などです。
逆に
2 在庫管理がシンプル
売れやすいECは
など、管理が比較的簡単です。
これらは
という特徴があります。
3 利益率が高い
M&Aでは
が重視されます。
そのため
が大きいECは評価が下がりやすくなります。
売れにくいオンラインショップの特徴
一方で、売却が難しくなりやすいECサイトもあります。
1 オーナー依存が強い
例えば
などです。
この場合
特に作家ブランドやハンドメイドショップの場合、
商品の魅力だけでなく
オーナー本人の世界観や人柄
にお客さんがついているケースが多いです。
つまり
「この人だから買っている」
という状態です。
そのため、オーナーが変わってしまうと
・ブランドの価値が維持できるのか
・お客さんが離れてしまわないか
というリスクが生まれます。
このようなビジネスは
MIHO私の場合も、まさにこのケースでした。
花苗のオンラインショップでは、商品の品質だけでなく
といった部分に強くこだわっていました。
その結果、お客様の多くが
「花苗そのもの」だけではなく
に魅力を感じて購入してくださっていたのです。
特にInstagramから来てくださるお客様は
といった部分を含めてブランドとして見てくれていました。
これは運営している側としてはとても嬉しいことです。
ただM&Aの視点で見ると、少し事情が変わってきます。
もしショップのオーナーが変わった場合、
という不確定要素が生まれてしまうからです。
つまり
商品ではなく「人の表現」に価値が乗っているビジネス
になっていたのです。
このようなビジネスは
と判断されやすく、M&Aでは評価が難しくなるケースがあります。
2 生き物や管理が難しい商品
私自身、花苗のオンラインショップを運営していました。
植物は
が必要です。
つまり
です。
このようなECは
3 利益が残らない
売上があっても
が多いと、純利益が少なくなります。
M&Aでは
もう一つ注意点があります。
オンラインショップの中には、そもそも売却が難しいプラットフォームもあります。
例えば
などです。
そのため、独自サイトのオンラインショップと比べると、売却のハードルが高くなることがあります。
このあたりの違いについては、別の記事で詳しく解説しています。
ECサイト売却の相場
オンラインショップを売却する場合、価格は一般的に次の計算式で決まることが多いです。
この取引倍率は、サイトの安定性や将来性によって変わります。
目安としては次のようなケースが多いです。
| 安定性 | 取引倍率 |
|---|---|
| 安定性が低い | 12〜18ヶ月 |
| 安定性が高い | 24〜36ヶ月 |
試算例
例えば、オンラインショップの月間純利益が次のような場合です。
月純利益10万円
→ 売却価格
120万〜360万円程度
月純利益30万円
→ 売却価格
360万〜1080万円程度
月純利益50万円
→ 売却価格
600万〜1800万円程度
※ここで紹介している価格はあくまで一般的な目安です。
実際の売却価格は、サイトのジャンル・収益の安定性・運営年数・市場状況・買い手のニーズなどによって大きく変わります。
なぜECサイトは評価が分かれるのか
その理由は
です。
例えば
は評価が上がりやすくなります。
一方で
ECサイトは、評価が低くなる傾向があります。
オンラインショップを高く売るための改善方法
もし将来的にECサイトの売却を考えるなら、次のポイントを意識すると評価が上がりやすくなります。
外注化できる仕組みを作る
・発送
・在庫管理
・顧客対応
などを仕組み化しておくと、オーナー依存度が下がります。
利益率を上げる
M&Aでは
がとても重要です。
例えば
・OEM商品
・自社ブランド
・高単価商品
などは評価が上がりやすくなります。
データを整理しておく
売却時には
などのデータが必要になります。
日頃からデータ管理をしておくと、売却時の評価がスムーズになります。
まとめ
オンラインショップは売却できます。
しかし
があるのも事実です。
ポイントは
です。
これらを整えていくことで、ECサイトの資産価値は大きく変わります。
なお、ECだけでなく
などもサイト売却の対象になります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▼ ブログは売れる?サイト売却できるビジネス一覧

また、サイト売却を考える場合は、M&Aサービスを利用するのが一般的です。
おすすめのサイトM&Aサービスについては、こちらの記事でまとめています。
▼ おすすめサイトM&Aサービス3選








