「なんかおかしい。
うまくいってない。
変わりたいのに変われない。」
そう感じたことはありませんか?
私はあります。
何度も、何度も。
けれど今ならわかります。
その違和感の正体は“努力不足”ではなく、生存本能に引っ張られているだけなんです。
これは人間なら誰しもがもっている、とても自然な心の働き。
でも、ビジネスや人生の分岐点では、この本能があなたの足を止めてしまうことがよくあります。
今日は、そんな「生存本能」と「目標設定」の関係について、私の実体験を織り交ぜながらお話しします。
生存本能は、あなたを守ると同時に“変化”を怖がらせる

危険から身を守り、命をつなぐために必要な力。
だからこそ、これまでの長い歴史の中で人類は生き延びてきました。
ただし、現代においては事情が少し違います。
今の私たちを脅かすのは、虎でも、飢餓でも、戦場でもない。
圧倒的なスピードで変化する時代そのもの。
そんな中で、私たちの生存本能はしばしばこう働きます。
- 新しい挑戦をさせない
- 経験のない世界に行かせない
- “変わること”よりも“今のまま”を選ばせる
- 慎重さや不安という形でストップをかける
これは矛盾のようですが、誰もが抱えているものなのです。
人は“興味”と“怖さ”という矛盾の中で生きている
おもしろいのは、人間は生存本能を持ちながら、同時に…
- 興味
- 好奇心
- 未知への挑戦
- 新しい景色を見たい気持ち
という「火」を内側に抱いて生きています。
でも、生存本能のブレーキが強く働いている時は、
という矛盾に苦しみます。
だからこそ、あなたが今うまくいっていなくても、それはあなたが弱いからではありません。
MIHO ただ、生存本能があなたを守ろうとしているだけ。
ここを理解したとき、心がちょっと軽くなります。
今のあなたの延長線上にある目標は、努力すれば叶う。でも…
もしあなたが今、
- 違和感を感じている
- 変わりたいのに変われない
- うまくいかない
- 今のままでは嫌だ
そう思っていても、「生存本能の力」がまだ強いと…
だから
“今の自分”で想像できる範囲内の成功。
“今の自分”が努力すれば届きそうなゴール。
を設定し、達成しようと動きます。
もちろん、その成功も素晴らしいものです。
努力すれば多くの場合、叶います。
ただし――
それは今のあなたが見える世界での成功でしかありません。
そこには限界があります。
ワクワクしない。
喜びより義務感が勝つ。
達成してもどこか虚しい。
そんなゴールになりやすいのです。
私自身、“空っぽの成功”を経験しました
これは、まさに過去の私そのものでした。
オンラインショップを立ち上げ、
売上を出し、
検索にもたくさん表示されて、
数字だけ見れば“成功”と呼べる状態になりました。
でもね。
心にはぽっかり穴が空いたんです。
「これが本当に私が求めていた成功?」
「この先もずっと、この同じ景色を続けていくの?」
そう思った瞬間に涙が出るようなむなしさを感じました。
なぜなら、その時の私が内面で掲げていた目標は…きっと
- 家族のため
- お金のため
- 失敗できないから
- 認めてもらいたいから
つまり、生存本能が作った“安全な目標”だったから。
「今の自分」が想像できる安全なゴール。
「今の自分」が努力すれば届く範囲の成功。
確かに達成できたけれど、
ワクワクしなかった。 嬉しくなかった。 むしろ苦しかった。
あの感覚を、私は今でも忘れません。
未知の未来に舵を切った瞬間に、人生が動き始めた

思い切ってオンラインショップを辞めた時、私は次の未来をほとんど想像できていませんでした。
- ブログを書こうかな
- ちょっとコンサルっぽいこともするかも
- でも正直、何ができるのかは不明(笑)
そんな曖昧で、霧がかった未来。
だけど、不思議なんです。
それは、生存本能ではなく、未来の私が望む方向へ舵を切った瞬間だったから。
そこから今の私の全てが始まりました。
あなたは自分の可能性を小さく設定しすぎていませんか?
ここからは、ぜひあなたにも読んでほしい話です。
ただ――
自分で勝手に「私はこの程度の人間」と決めつけているだけなんです。
少し想像してみてください。
あなたが歩んでいる道の、一番先頭にいるであろう“憧れの〇〇さん”。
あなたにもいますよね?
- 「〇〇さんみたいになりたい」
- 「あの人に追いつきたい」
- 「いつか同じように活躍したい」
でも実はこれ、
「〇〇さんみたいになりたい」は、美しく見えて実は“上限設定”になる
「〇〇さんみたいになりたい」という言葉。
一見すごく素敵に聞こえますよね。
けれど、この目標設定には大きな落とし穴があります。
それは、
つまりあなたは無意識にこう言っているのです。
「私は〇〇さんレベルまではいけるかもしれないけど、
それ以上はムリだと思う。」
こうやって、自分で自分を“未来の狭い箱”に閉じ込めてしまう。
MIHO多くの人が、
「自分は〇〇さんより劣っている」
「だから努力しなきゃ」
と勝手に自己評価を下げるんですね。
でもね。
あなたの可能性は、本当は誰よりも大きいんです。
〇〇さんに追いつく必要なんてないし、
〇〇さんみたいにならなくてもいい。
むしろ――
良くも悪くも、無意識のうちにあなたの「可能性の上限」は、あなた自身が決めています。
目標設定による違いについて
1. “今のあなたの延長線上”で目標を立てる人

例えるなら…
虫眼鏡を覗いて歩いている人。
虫眼鏡の中しか見えないから、その“狭い円の中の情報”だけが自分の世界。
周りの広い景色は見えないし、無意識が「安全・知っている・できそうな未来」だけを選んでしまう。
2. “自分軸”で、もっとずっと先の目標を立てる人

今の自分ができる・できないに捕らわれない。
他人の基準や誰かの成功モデルにも依存しない。
例えるなら…
前を向いて歩いている人。
広い景色が全部見えていて、その先は見えないぐらい遠くまで続いている。
そして、右にも左にも道があることを知っている。
世界そのものの見え方がまるで違うんです。
この2人は、“見るものすべてが違う”
- 得られる情報
- 見える世界
- 手に入る未来
- 行動の質
- 選ぶ選択肢
- 出会う人
- 成長スピード
- たどり着く場所
ぜんぶ変わります。
MIHO“見えている世界の広さ”が違うから、“辿り着く未来”も全然違う。
でも、虫眼鏡を覗いている人はそのことに気づけないんです。
視界が狭いままだから、
「どうしてあの人はあんなことをするんだろう?」
「なんでそんな無謀な挑戦を??」
「そんなの現実的じゃないのに」
と本気で思ってしまう。
だって人は自分の見えている世界が”すべて”だから。
夢は大きくていい。夢を見るのはタダなんだから

だから私は声を大にして言いたい。
誰にも迷惑かけないし、
お金も時間もかからない。
それなのに、多くの人が夢を小さくする。
- 周りの価値観
- 家族の声
- 過去の失敗
- 今の能力
- 今の環境
そんなものを全部抱えて、
「私なんてこのくらいでいい」
「現実的に考えないと」
「無理したくない」
「どうせ私にはできないから」
って、最初から自分の可能性にフタをするんです。
でもね。
夢は自由です。 あなたの未来を誰も制限できません。
あなたが見たい世界、
あなたがなりたい姿、
あなたが胸の奥に隠している願い…
子どもの頃に描いた「大きな大きな夢」
それは全部、今の大人になったあなただって、望んでいいんです。
自分の意志で視野を広げれば、見える世界が変わります。
【まとめ】読者さんへ。あなたの未来は“今のあなた”では決められません
最後に、この記事を読んでくれたあなたへ伝えたいことがあります。
今のあなたは、過去の積み上げでできた“現在の姿”にすぎません。
未来のあなたは、今のあなたでは想像できないような世界に立っています。
- 今とは違う仲間
- 今とは違う景色
- 今とは違う収入
- 今とは違う働き方
- 今とは違う心の自由
全部、手に入れていいんです。
だからどうか、
違和感は、あなたが次のステージに行こうとしているサインです。
その気配に正直に、素直に、ワクワクに従ってください。
未来のあなたは、必ずあなたを待っています。
その姿に追いつくための一歩を、今日ここから踏み出せますように…。
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