花屋を辞めた私の挑戦!ライフバランスを見直して選んだ、花と暮らす新しい道とは?

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こんにちは。ブログ「和花人」を運営しているMIHO(みほ)です。

このブログでは、花や自然のある暮らしを楽しみながら、自分らしく働くこと・生きることをテーマに発信しています。
この記事では、私が会社員をしながら運営していた花苗のオンラインショップを辞めた理由、そして今どんな想いでこのブログを始めたのかを正直に綴ってみたいと思います。

今回の記事の目次

会社員+花屋。働きすぎて見えなくなっていたもの

実は、私はつい最近まで会社員をしながら、花苗のオンラインショップを運営していました。
働くママとして、日中は事務の仕事、夜や休日はオンラインショップの準備、出荷、SNS発信…。
とにかく「やること」が山積みで、忙しく走り続けていた2年間でした。

オンラインショップは徐々にお客様も増え、売上も上向き。
「頑張ればもっと伸びるかも!」と感じていた時期でもありました。

でもある時、ふと「何かおかしい」と思うようになったんです。

それは、「疲れ」や「忙しさ」からくるものではなく、もっと深い違和感でした。
自分でも言葉にできないそのモヤモヤが、日に日に大きくなっていきました。

花との出会いと、私のガーデニングの原点

もともと私は、子どもの頃は山で遊ぶような野生児。
でも大人になってからは普通に事務仕事に就き、自然とは無縁の生活を送っていました。
そんな私が「花の世界」に引き込まれたきっかけは、育児でちょっと疲れていた頃に、主人と立ち寄ったホームセンターで出会った一鉢のバラ苗でした。

当時、マンション暮らしだったので、買った薔薇は土や植木鉢を買い揃えベランダに置いて育てていました。
育て方の知識もなく、子育ても忙しくてかなり放置気味に…。

すると最初は美しく咲いていた薔薇も、水をやったりやらなかったり、消毒もしないしでどんどん弱って枯らしてしまったのです。
「やっぱり私には無理かな」と正直その時、思いました…。

でも、育児で不安定だった私が花に興味を持ったことを喜んだ主人が、毎週ホームセンター通いに連れ出してくれたんです。
季節ごとの可愛いお花を眺めていると「育ててみたい」「毎日見たい」という気持ちが抑えきれず少しずつ買うようになりました。

そして、買ったお花たちを”横長のプランターに並べて植える”
これが、私の初めての寄せ植え体験だったと思います。

お世辞にも上手とは言えない初めての寄せ植えでしたが、とってもワクワクドキドキ嬉しい気持ちになったことを覚えています。
そこから毎週少しずつお花や薔薇、樹木が増えていき、一戸建てに引っ越す前には、ベランダに出れないぐらいの植物の量になっていました(笑)

私の性格上、やりはじめると止まらないタイプの人間なので「お花のある暮らし」の沼にどハマりしちゃったわけです(笑)

念願のオンラインショップ。だけど見えなかった現実も…

「好きなことで収入を得られたら最高だよね」
そんな気持ちで立ち上げた花苗のオンラインショップ。

でも、いざ始めてみると、現実は甘くなかった。

植物は“生もの”だから、毎日の管理が欠かせません。
水やり、剪定、防虫対策、入荷チェック、出荷準備…。
そのうえで、SNSでの発信やお客様対応も必要です。

春や秋といったハイシーズンになると、主人やボランティアの方に手伝ってもらっても、夜更け~早朝まで作業が続くこともありました。
朝も夜も働きっぱなし。
家の中は梱包資材や、段ボール、雑貨商品が陣取り、歩く場所も無いぐらい。
そんな中で息子たちは資材を傷めないように気を遣いながら生活し、部屋の中はぐちゃぐちゃ、子どもと遊ぶ時間もなく、家族からは「ママ、いつ休むの?」と聞かれる始末。

それでも当時の私は、「ここまで頑張れてる私すごい!」と、どこかハイな状態だったと思います。

辞めた理由は“違和感”と“ライフバランスの崩壊”

辞めるきっかけは、冒頭でも触れた「言葉にできない違和感」でした。

・これは私が本当にやりたかったこと?
・この働き方を、5年後、10年後も続けたい?
・家族との時間、私の健康、犠牲にしてまでやる価値ある?

そんな問いが、心の中に溢れるようになったんです。

現実的な理由としては、「忙しすぎる割に低収益」というのも大きかったと思います。

原因はいろいろあります。

  • 輸送費や原価の高騰
  • 物価高による苗(嗜好品)買い控え
  • 温暖化現象の影響で苗のベストシーズンが短くなっている
  • 人手不足の中での運営
  • 電気や水道など光熱費の高騰

どれも自分ではコントロールできない問題でした。

私がショップを運営したいた時期は、まさにお米を買うのも困難なぐらい生活必需品が高騰していて、仕入れる雑貨も苗も徐々に金額が上がっていて「あー先が見えない」みたいに感じたわけです。

最終的に、「やりがい」だけでは続けられない、ということを実感しました。
健康を害してまで、家族の時間を犠牲にしてまで、「好きなこと」で収入を得るって、思ってた以上に難しいことなんだと。

辞めて気づいた、私が本当に大切にしたいこと

今、オンラインショップを辞めて14日目です。
ようやく、自分の心と体の声に耳を傾けられるようになってきました。

健康のために時間が取れて、人生について考え自己研磨しながら、私も家族も周囲の人も、より良い豊かな暮らしができること。

私はきっと、「お花で稼ぎたい」のではなく、「お花と共にある豊かな暮らし」をしたかったんだと思います。

忙しさのなかで見えなくなっていたその本音を、ようやく認めることができました。

だから今は、無理に収益を追い求めず、まずは「私自身の軸」を見つめなおそうとしています。

このブログ「和花人」は、その第一歩。
ライフバランスを大切にしながら、花や自然に寄り添って、“自分らしい働き方”を少しずつ形にしていきたいと思っています。

これからの挑戦は、“心と暮らしが整う働き方”

私は今、会社員としても働いていますが、将来的には「会社に縛られず、好きなことで生きていく」ことが目標です。
それがブログなのか、動画配信なのか、コンサルなのか…。まだ模索中ではありますが、

  • 家族と過ごす時間があること
  • 健康を維持できる生活リズムがあること
  • 季節の花々と共に、心が豊かになること
  • 楽しいこと、好きなことで生きていける人生

そんな生活が、私にとっての“理想の働き方”です。

「絶対に成功させます!」なんて大口は叩けません。
きっと途中で悩んだり、失敗したり、挫けることもあるでしょう。

でも、挑戦しないよりは、ずっといい。

“挑戦して失敗した私”のほうが、“挑戦すらしなかった私”より、誇れると思うから。

最後に|このブログに込めた想い

この「和花人」ブログは、まだ始まったばかりです。
でも、ここには「本当の自分で生きたい」と願う私の想いが詰まっています。

花を愛し、自然に癒され、自分と家族の時間を大切にしながら、心地よく暮らすためのヒントを、ここで綴っていきます。

もしこの記事を読んでくださったあなたが、「私も、もっと自分らしく働いてみたい」「自然に寄り添った暮らしに憧れている」そんなふうに感じていたなら、ぜひこれからも遊びに来てくださいね。

ここからが、私の新しい挑戦のはじまりです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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