好きなことを仕事にしたいあなたへ|“目的”を見つける考え方とライフスタイルの描き方

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こんにちは。和花人(わばなびと)のMIHOです。

私はもともと会社員として働きながら、副業で花苗のオンラインショップを立ち上げ、数年間運営していました。
現在はブログを軸とした働き方にシフトし、「自分の好き」を大切にしながら、新しい生き方を模索中です。

そんな私が今、強く感じていることがあります。

好きなことを仕事にするには、「目的」と「ライフスタイル」の両方を考えることがとても大事

今回は、これから副業や自分らしい働き方を始めたいと考えている方へ向けて、わかりやすくお話していきます。

今回の記事の目次

「〇〇になりたい!」だけでは不十分な理由

夢や目標について考えるとき、多くの人がこう答えます。

  • パティシエになりたい
  • カフェを開きたい
  • フリーランスになりたい
  • 花屋になりたい

私もかつて、「花屋さんになりたい!」という夢を持って、オンラインショップをスタートさせました。

けれど、最初にここを強くお伝えしたいのです。

「〇〇になりたい」は、“目的”ではありません。

その言葉はあくまで「手段」や「肩書き」にすぎない場合が多いのです。

本当に大切なのは「なぜ」なりたいのか?

自分に問いかけてみてください。

  • なぜ私は〇〇になりたいのか?
  • どんな生活を送りたいから、それを選ぶのか?

この「なぜ?」を深掘りせずに進むと、途中で方向性を見失ってしまう可能性が高くなります。

私もまさにそのタイプでした(笑)

「お花が好きだから!」
「家に居ながらお花を触れるって理想的な働き方っぽいから」

そんな浅い理由でスタートしてしまった結果、2年間の間に何度もブレて、迷い、疲れてしまったんです。

だからこそ、今これを読んでいるあなたには、この「目的探し」を立ち止まってじっくり考えてみてほしいのです。

【ワーク】“なぜ?”を深掘りしてみよう

「好きなことを仕事にしたい!」と思ったとき、まずは以下の2つの質問を、自分にしっかり問いかけてみてください。

【2つの質問】

  1. なぜ〇〇になりたいの?
  2. どんなライフスタイルの〇〇にしたいの?

この2つの視点を明確にすることで、「単なる憧れ」や「肩書き」ではなく、自分にとって本当に続けたい働き方かどうかが見えてきます。

たとえば、あなたが「パン屋さんになりたい」場合…

  1. なぜパン屋さんになりたいの?
    → 子どもの頃、おばあちゃんと一緒にパンを焼いて楽しかった。
    その記憶がずっと心に残っているから。
  2. どんなライフスタイルのパン屋さんにしたいの?
    → 朝だけ営業して午後は家族と過ごすような、小さな町のベーカリーをやってみたい。

このように、自分の“想い”と“日々の過ごし方”の両面を明確にしておくと、仕事のかたちも自然とイメージしやすくなります。

私(MIHO)の場合「花屋になりたい」と思ったとき…

  1. なぜ花屋になりたいの?
    → 昔から花が好きだったし、お花で誰かの心を癒せるような仕事って素敵だなと思っていたから。
  2. どんなライフスタイルの花屋になりたいの?
    → 家族との時間や自分の健康も大切にしながら、自宅で撮影や文章を書いたり、季節に合わせて花を紹介できるような、「自由度の高い働き方」をしたい。

でも正直に言うと、当時はこの「ライフスタイルの設計」をしっかり考えていなかったんです。
だから実際に動き出してから、「あれ?なんだか苦しい」「こんなはずじゃなかった…」と迷い続けることになってしまいました。

このように、自分自身にも同じ質問をしていくことで、「なんとなくなりたい」ではなく、自分が“どう在りたいか”がはっきりしてきます。

たとえ途中で迷うことがあっても、この「目的」と“理想のライフスタイル”が定まっていれば、何度でも立ち戻れる自分の軸になるんです。

「無理する働き方」を避けるために、今のうちに考えておこう

よくあるのが、「好きなことだから頑張れるはず!」と、がむしゃらに突っ走ってしまうパターンです。

  • 家族に迷惑をかけているから、絶対成功しないと!
  • 自分がやりたいことだから、寝る時間を削ってでも頑張らないと!
  • 収益を出さなきゃ意味がない、結果を急がなきゃ!

私もかつて、まさにこう思っていました。

でも、それって一見「情熱」に見えて、実は「好き」が苦しみに変わる危険な働き方なんです。

ライフスタイルから逆算するという考え方

ここで意識しておきたいのが、

「働き方」からライフスタイルを考えるのではなく、「ライフスタイル」から働き方を考えるという視点です。

たとえば:

  • 平日はゆったり、土日は家族との時間を優先したい
  • 朝の時間に集中して働き、午後はガーデニングを楽しみたい
  • 繁忙期と閑散期のバランスをとりながら活動したい

こうした生活のあり方を最初にイメージしておくことで、無理なく長く続けられる働き方の形が見えてきます。

具体的なライフスタイル別ビジョン例

いくつか、具体的なビジョンの例を紹介します。

ライフスタイル仕事のスタイル
子育て・家族中心「午前中」に記事を書き、「午後」は家事や家族との時間に充てる副業型ブロガー
静かに一人で過ごすのが好き対面なしのオンライン販売+ブログやSNSで情報発信
世界を旅したい「海外滞在」を前提としたデジタルコンテンツ販売+英語対応ブログ運営
自然に囲まれて暮らしたい田舎暮らしと組み合わせた、写真×植物×ブログのスローライフ型

このように、ライフスタイルと働き方をセットで考えることで、ブレない軸が育っていきます。

私の失敗が教えてくれたこと

私は「お花が好きだから花屋をやる」とだけ思っていて、「どんな暮らしの中で続けたいか」を後回しにしてしまったのが、一番の反省点でした。

「寝る間も惜しんで働く」ことを一時的に”美徳”と感じてしまい、結果的に大好きだったはずの花が、義務やプレッシャーの象徴になってしまった時期もありました。

でも今は、もう一度立ち止まり、「どんなライフスタイルを送りたいか?」を出発点に、ブログや発信活動を再スタートさせています。

まとめ|目的とライフスタイルが揃ってこそ「本当の好きな仕事」

これから「好きなことを仕事にしたい」と思っている方に、ぜひ伝えたいことがあります。

  • 「なぜ」それをやりたいのか?(目的)
  • どんな日々の中で、それを続けたいのか?(ライフスタイル)

この2つが揃って初めて、「自分らしい働き方」が見えてきます。

焦って始めてしまう前に、一度じっくり自分と向き合ってみてください。
その時間が、きっとこれからの未来を支える大切な土台になります。

最後に|これから一歩踏み出すあなたへ

これから「好きなことで働きたい」「副業を始めてみたい」と思っている方に伝えたいのは…

「目的」と「ライフスタイル」をセットで考えることが、ブレずに進むための鍵になります。

私もまだまだ道の途中ですが、「自分らしく働く」ことの大切さを実感しながら進んでいます。

以下の記事で「目的」と「手段」についてもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
自分の“本音”と丁寧に向き合うヒントになれば嬉しいです。

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