副業でここまでできた!花屋オンラインショップ2年目|年商1000万以下のリアルと次の挑戦

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副業花屋でここまできた私のリアルと次の挑戦について、和花人の副業ブログ活用術

こんにちは、和花人のMIHOです。

私は花好きの経験を活かし、副業としてオンラインショップを運営していました。
立ち上げからわずか2年で、なんと 年商1000万以下ゾーン に到達。

「会社で働きながら副業でここまでできたの!?」と驚かれることも多く、自分でも大きな挑戦だったと思います。
もちろん、利益がほとんど残らず苦労もありましたが、その経験は今のブログやコンサル活動にとって大切な財産になっています。

今日は、花屋が副業でここまでできた理由と、その先に見えた課題や次の挑戦について、リアルな体験をお伝えします。

今回の記事の目次

2年目のオンラインショップ、実は「上出来」だった?

ネットショップを立ち上げて2年目。
私は売上も順調に伸びて、「やっと形になってきたな」と感じていました。

実は、一般的に個人のオンラインショップが立ち上げ2年目で、この売上規模になるのは珍しいことなんです。
多くの場合は、

  • 仕入れと宣伝費に追われて黒字化できない
  • 集客が安定せず売上が読めない
  • 続けられずに撤退してしまう

といった状況に陥りやすいから。

そう考えると、当時の私は「売上を作る力」や「集客の基盤」を築けていて、世間的には“よく頑張っているほう”でした。

でも…利益は残らなかった

ところが現実は、売上が伸びても「忙しいのにお金が残らない」状態でした。

分かりやすい例えでいうと――

  • 1,000円で仕入れた商品を1,500円で売る
  • 利益は500円
  • でも、その中から広告費や手数料、光熱費・作業代・梱包資材代・発送代・仕入れる際の送料諸々を差し引くと、ほとんど手元に残らない

こんな感覚です。

つまり「売上=頑張りの証」にはなっても、「利益=生活を支えるもの」にはつながらなかったんですね。

年商規模で見るオンラインショップ(花屋・副業)のリアル

オンラインショップを副業や花屋の延長で始めると、年商規模ごとに「課題」は大きく変わります。

年商規模状況の特徴よくある悩み世間の見られ方
100万円以下趣味や副業感覚。SNS中心で、注文が入るだけで嬉しい段階。集客が安定せず、在庫リスクが怖い「かわいい活動だね」と応援される
300万円以下月20〜30万円ほどの売上。梱包・送料・広告費で利益がほとんど残らない「ちょっと本格的!」と驚かれる
500万円以下ネット上では「成功組」に見える規模。売上はあるが、広告費・手数料・仕入れで赤字になる人も多い「すごい!本業でもいけそう」と言われる
700万円以下集客基盤ができ、「軌道に乗った」と感じる人が多い。利益が伸びにくく、黒字と赤字の境目になりやすい「立派なショップだね」と周囲から尊敬される
1000万円以下(←私は副業でここに到達!)個人で到達できる人は少数派。世間的には成功。忙しいわりに利益が薄く、在庫や物流コスト、広告費に追われる「成功者!」と見られるが、実情は大変
1000万円超法人化を視野に入れるレベル。固定費が重く、経営力が試される「経営者」として周囲から認識される

赤字は「運営下手」じゃなく構造的な根深い問題だった

ここで大事なのは、赤字になりやすいのは仕方のないことだという点です。
私が下手だったからではありません(…と思いたい(笑))

花屋や副業のオンラインショップは、どうしても…

  • 仕入れ原価が高い(植物・生ものだから)
  • 梱包・発送に1件ごとコストがかかる
  • 集客のため初期は広告に頼らざるを得ない

この3つの条件が重なり、2年目くらいまでは赤字〜トントンが普通なんです。
だからこそ、「年商1000万以下ゾーンに到達」できただけで十分健闘していた、と胸を張って言えます。

辞めたのは「失敗」じゃなく「戦略的な選択」

私はこの時点で「続けても利益が出にくい構造だ」と気づきました。

「広告費」や「決済手数料」は売上に比例して増えていきますし、仕入れコストも簡単には下がりません。
いくら頑張って売上を伸ばしても、“バケツの底に穴が空いている”ような状態。

そこで私は思い切ってお店を畳み、代わりに ブログやデジタルコンテンツの発信 に力を注ぐことにしました。

これは、利益率の高い働き方にシフトする「戦略的な転換」だったんです。

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「辞める前」「辞めた後」「次の挑戦」…その時々で私の思いは変化する。
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「未来のお金を“今の価値”に直して考える」NPVの考え方を知ると、続けるか・やめるかの判断がもっとクリアになります。
私の体験とも重なる部分があるので、ぜひ読んでみてください。

あの時もし続けていたなら、こう改善した

それでも「もしオンラインショップを続けるなら?」という視点で考えると、「売上を伸ばす」だけではなく 利益を残す仕組みづくり が必要でした。
そのために私が考える改善策は以下の通りです。

1. 原価の見直し

  • 仕入れ先を複数持つ
  • まとめ買いでコストを抑える
  • シーズンごとに仕入れ時期を工夫する

2. 梱包資材の工夫

  • 過剰包装をやめる
  • 簡易包装を「環境に優しい」とブランド価値に変える
  • リサイクル資材を取り入れる

3. 広告費を減らし、SEOやSNSへシフト

  • ブログ記事で検索流入を強化
  • InstagramやPinterestでファン作り
  • 広告依存から「自然に売れる仕組み」へ切り替える

4. 高粗利商品の開発

  • オリジナル寄せ植えセットやギフト商品
  • 季節限定のラインアップ
  • 花屋の知識を活かしたデジタル商品(教材・動画など)

5. 在庫・作業環境の改善

  • 徹底した在庫管理で在庫ロスを削減
  • 苗の管理場所を改善し、光熱費を削減
  • 作業スペースや導線を見直して、作業時間を短縮
  • 在庫置き場を見直し、パッと見て分かるレイアウトに改善
  • 管理方法をシステム化して、ヒューマンエラーを減らす

6.集客記事にアドセンス広告を設置

  • ブログ記事からの流入に広告を貼って副収入化
    ※ただし商品ページに貼ると離脱のリスクもあるので、ファン化が進んでいる場合に限定する

計算が苦手でも分かる「ギリギリ感」

実は私は数字や計算があまり得意ではありません(笑)
帳簿や決算書を見ても理解しづらいことが多いです。

でも当時の 「なんかギリギリだな…」という感覚は正しかった

計算が苦手でもできる経営チェック法

  1. 通帳残高が毎月増えているか?
  2. 広告費や仕入れが、売上より速いペースで増えていないか?
  3. 月末に自由に使えるお金が残っているか?

この3つを見るだけで、経営が健全かどうかは十分判断できます。

今だから思うこと

振り返ってみると、オンラインショップを辞めたのは正解でした。
あのまま続けていたら「忙しいのにお金が残らない」毎日が続いていたと思います。

それよりも、ショップ運営で得た

  • SEOや集客の知識
  • パッケージや商品企画の経験
  • お客様対応で学んだ信頼関係の作り方
  • 利益の利用(次のステージへの準備資金として利用)

これらを今のブログやコンサル活動に活かせていることのほうが、ずっと大きな価値になっています。

まとめ

副業や花屋さんがオンラインショップを始めると、どうしても「売上」に目が行きがちです。
でも実際には、最初から黒字にするのはとても難しいのが現実。

2年目で年商1000万以下ゾーンに到達できた私の経験から言えるのは、「売上=すごさ」ではあっても「利益=生活を支えるもの」には直結しない、ということです。

だからこそ、もしあなたがこれから副業や花屋のネットショップに挑戦するなら、ぜひ意識してほしいのは…

  • 「原価」の見直し
  • 梱包や発送コストの工夫
  • 在庫や作業環境の改善
  • SEO知識向上やSNSでの集客強化
  • オリジナリティとブランド力向上
  • 「高粗利商品」の開発

そして、数字や帳簿が苦手でも大丈夫。
通帳の残高や使えるお金が残っているかどうかで判断すれば十分です。

大切なのは「利益が残る仕組みを意識して運営すること」。
そうすれば、あなたのオンラインショップも“忙しいのにお金が残らない”状態から抜け出せます。

そして最後に――
副業でもここまでできる! という私の経験が、あなたの挑戦を後押しするきっかけになれば嬉しいです!

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これから副業やオンラインショップを考えている方へ。
“売上を上げる”だけでなく、“資産として残せるかどうか”の視点も持つと、将来の安心が変わってきます。

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