【心理学マーケティング実践シリーズ⑤】好意の法則で「この人から買いたい」を引き出す!寄せ植え花屋・オンラインショップ・副業ブログの活用例

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好意の法則で買ってもらうマーケティング論、和花人の副業ブログ活用術

こんにちは、和花人ブログのMIHOです。

花を買うときや、ネットで商品を選ぶとき…
スペックや価格だけではなく、「この人から買いたいな」 という気持ちで決めた経験はありませんか?

実は、人の行動を左右する大きなカギがこの 好意の法則 なんです。
今回は、寄せ植え花屋・オンラインショップ・副業ブログ、それぞれで「好意」がどう購買につながるのか?を具体例とともに解説します。

今回の記事の目次

好意の法則とは?

好意の法則とは「人は好感を持った相手に自然と従いやすくなる」ということです。

  • 「笑顔で接客される」とつい長居してしまう
  • 「共通点がある」と親しみを感じて購買意欲が上がる
  • 「応援したい」と思える人から商品を買いたくなる
MIHO

人は「好きな人」や「共感できる人」にお金も時間も使いやすいのです。

寄せ植え花屋での活用例

花屋では、花そのものの魅力だけでなく「どんな人から買うか?」がとても大切。

親しみやすい接客
 名前を覚えて声をかける、笑顔で会話する → 「また行こう」と思える。

共通点をアピール
 「私もお庭に◯◯を植えてますよ」など、共通の話題で親近感。

自分の好きな花やこだわりを伝える
 「この花は私が特に好きなんです」と言うだけでお客様もファンに。

花屋は「モノ」ではなく「人」から買うビジネス。
店主やスタッフへの「好意」がそのまま売上につながります。

オンラインショップでの活用例

顔が見えないネット販売だからこそ、「好意」をどう生み出すかがポイント。

ストーリーを伝える
 「元花屋の私が、初心者でも育てやすい苗を選びました」 → 共感と信頼。

写真やプロフィールで人柄を見せる
 顔出しや、後ろ姿、ジョウロを持つ手など日常の一コマを発信することで、ショップに“人の温度”が加わる

購入者への手書きメッセージ
 「この度はありがとうございます」と一筆添えるだけで、ファンになってもらいやすい。

ネットショップは価格やスペックでの差別化が難しいからこそ、「この人から買いたい!」という好意が最強の武器。

副業ブログでの活用例

ブログも「記事の内容」だけでなく、「どんな人が書いているか」が大切。

プロフィールで人柄を見せる
 自分の好きなこと・得意なこと・趣味などを開示 → 読者が「似てる」と感じるとファン化。

失敗談や苦労話を隠さない
 「収益が激減したときもありました」と正直に書く → 親近感や共感を得やすい。

言葉づかいを柔らかく
 「〜しなければなりません!」ではなく「〜してみませんか?」と寄り添う表現。

読者は「論理」よりも「人柄」に心を動かされます。
だからこそ“自分らしさ”を出すことが大切。

好意の法則の意外な使い方アイデア

好意の法則というと「笑顔で接客する」「優しい言葉をかける」などを思い浮かべる方が多いと思います。
でも、実はもっと意外な工夫が“好意”を生み出すきっかけになるんです。

弱み」を見せると強い好意が生まれる
 「完璧な人」より「ちょっと抜けている人」の方が親近感を持たれやすい。
私自身も「収益が激減して落ち込んだ」と正直に書いたことで、「同じ気持ちになったことがあります」と共感してもらえた経験があります。

共通の「敵」をつくる
 「この季節の害虫はみんな悩まされますよね」「初心者を惑わせる情報が多いですよね」
 👉 敵を共有することで「この人は私の味方だ」と感じてもらえる。

小さな「お願い」をする
 「この記事が役立ったら“いいね”で応援してください」
 「ショップを気に入ったらお気に入り登録お願いします」
 👉 人は頼まれると応援したくなる心理が働き、好意が強まる。

名前を呼んで「個別感」を出す
 花屋:常連さんの名前を覚えて声をかける
 ネットショップ:メールに必ず宛名を入れる
 ブログ:コメントやメルマガで名前を呼びかける
 👉 個別感は「大切にされている」と感じる要素。

ギャップを見せる
 普段はきっちり→たまにドジ
 華やかな寄せ植え→実は泥だらけで草むしりもしている
 👉 ギャップは「人間らしさ」として好意を引き寄せる。

お客様の言葉をそのまま返す
 「この寄せ植え、長持ちしました!」とレビューをもらったら「そう言っていただけて嬉しいです」と返す。
 👉 共感+感謝の循環が、好意を育てる。

自分が「楽しんでいる姿」を見せる
 花を生けているときのワクワク感を動画でシェア、ブログで「この仕事が好き!」と素直に伝える。
 👉 好きなことを楽しんでいる人は、自然と好意を集めます。

注意点

ここまで「好意の法則」の活用法や意外な工夫をご紹介してきましたが、実は“やりすぎ”てしまうと逆効果になることもあります。

優しさや共感を伝えることは大切ですが、もしそれが「わざとらしい」と感じられてしまったら、
せっかく築いた信頼が崩れてしまうかもしれません。

だからこそ、ここでは 好意の法則を使うときに気をつけたいポイント を整理しておきますね。

  • 「いい人を演じる」と不自然さが伝わり逆効果。
  • 無理に弱みを作るのではなく、本当に自分の体験から語ることが大切。
  • 好意は一朝一夕では育ちません。
    お客様からのリアクションが無くても、めげずにコツコツ積み重ねて「この人の発信を楽しみにしている」という状態を作ること。

まとめ|「好きだから買う」は最強の理由

人は「論理」ではなく「感情」で動きます。
そしてその感情の中で最も強いのが 「好きだから買う」 という気持ちです。

寄せ植え花屋なら → 親しみやすさや共通点
オンラインショップなら → ストーリーや手書きメッセージ
副業ブログなら → プロフィールや失敗談

MIHO

こうした工夫を通じて「好意の法則」を味方につければ、「あなたから買いたい」「あなたの記事を読みたい」と自然に思ってもらえるようになりますよ🌸

次回予告(シリーズ⑥へ)

次回は「一貫性の法則」
人は一度選んだ行動や考え方を続けたくなる心理を持っています。
定期購入や継続的な読者づくりにどう応用できるかを、具体例で解説します。

好意の法則で買ってもらうマーケティング論、和花人の副業ブログ活用術

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