こんにちは、和花人ブログのMIHOです。
今回は「Googleアドセンスの広告コード整理」について、私自身の失敗談を交えながら解説します。
アドセンスに合格したら「広告を貼れる!」と嬉しくなって、あちこちにコードをコピペしてしまいがちですよね。
私もまさにその一人でした。
mihorinblogではなんと1ページで5つも同じコードを読み込ませていたんです(笑)。
広告自体は表示されていたので「これでいいのかな」と思っていましたが、実は大きな落とし穴が…。
この記事では、なぜ整理が必要なのか?、どう考えればよいのか?を初心者さん向けに分かりやすくまとめます。
アドセンス広告コードの基本|「全コード」と「部分コード」

まず知っておきたいのは、アドセンス広告コードには「2つの役割」があることです。
① 全コード(フルコード)
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-XXXX"
crossorigin="anonymous"></script>
<ins class="adsbygoogle" ...></ins>
<script>(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});</script>
この中の一番上にある adsbygoogle.js が「広告を動かすエンジン」です。
広告枠(insタグ)を動かすために、1ページに1回だけ必要です。
② 部分コード(広告枠だけ)
<ins class="adsbygoogle" ...></ins>
<script>(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});</script>
こちらは「広告枠」部分だけ。
すでにエンジン(adsbygoogle.js)が読み込まれていれば、これだけで広告が表示されます。
私の失敗談|mihorinblogで5重読み込みしていた話
私が最初にアドセンスを設置したときは、Googleから渡された全コードをそのまま全部に貼ってしまったんです。
- 「記事下広告」にフルコード
- 「目次上広告」にフルコード
- 「サイドバー」にフルコード
- 「フッター」にフルコード
- さらに「カスタマイザーのheadタグ」にもフルコード
結果、1ページで5つも adsbygoogle.js を読み込んでいる状態に。
当時は「広告出てるしOKでしょ」と思っていましたが、ソースを確認したらadsbygoogle.js が何度も出てきていて、サイトの表示もなんとなく重い…。
なぜ重複が良くないのか?

1. サイト表示が遅くなる
同じスクリプトを何度も読み込むと、無駄な処理が増えてページが重くなります。
SEOの評価にもマイナスです。
2. 広告が不安定になる
場合によっては広告が出なかったり、白い枠が表示されたりします。
収益機会を逃す原因になります。
3.Googleエンジニアも「1回で十分」と明言している
公式ヘルプに一文があるわけではありませんが、GoogleのエンジニアやAdSenseサポートコミュニティでは「adsbygoogle.jsは1ページに1回でOK」と説明されています。
つつまり、重複しても広告は表示されますが、推奨は「1回に整理する」ということです。
分かりやすい例え|車のエンジンと座席
広告コードの仕組みを「車」に例えるとイメージしやすいです。
adsbygoogle.js… 車の「エンジン」<ins class="adsbygoogle">…</ins>… 車の 座席やトランク(使えるスペース)
広告枠は「座席」のようにいくつあってもOK。
でもエンジンは1台の車に1つで十分ですよね。
もし1台の車にエンジンを「5つ」も積んだら、
- ガソリン(処理)が無駄に消費される
- 車体が重くなってスピードが落ちる
- しかも結局「走る」という機能は1つのエンジンで足りる
MIHOこれが「adsbygoogle.jsを重複して読み込んでいる状態」と同じです。
正しい整理の考え方

原則:adsbygoogle.jsは1回だけ
1ページの中でエンジンを動かすのは1回だけで十分。
どこに全コードを置けばいいの?
- 多くの場合は 自動広告 に入れておけば安心です。
- ここでエンジンを読み込み、記事内広告や目次上広告は「部分コード」でOK。
私が行った修正
- 自動広告の欄 → 全コード(adsbygoogle.js入り)を1回だけ置く
- 記事内広告・目次上広告・サイドバー → 部分コード(広告枠だけ)に修正
- すべて保存 → サーバーキャッシュ&ブラウザキャッシュを削除 → ソースで確認
結果、adsbygoogle.js が1回だけになり、サイトも軽くなりました。
でも…修正はちょっとややこしい

実際にやってみて思ったのは、初心者さんがいきなり一人でやるのはハードルが高いということです。
- テーマやプラグインによって広告の呼び出し方が違う
- ショートコードの仕組みを理解する必要がある
- どの欄に全コードを残して、どの欄を部分コードにするかの判断も必要
私自身、最初はかなり混乱しましたし、ソースを見て「え、まだ3つも残ってる!」と慌てたことも。
まとめ|知識としては記事で、実践はコンサルで
- アドセンス広告コードは整理が必要
- adsbygoogle.jsは1ページ1回が正解!
- 重複を避ければ表示速度改善や収益安定につながる
この記事では「なぜ必要なのか」を理解していただければ十分です。
ただし、実際の修正作業はサイト環境によって変わるため、初心者さんが独学でやると逆に広告が出なくなるリスクもあります。
MIHOからのメッセージ
私自身、mihorinblogで「5重読み込み」という失敗をしました(笑)。
でもそれを直した経験が、今では「他の人のブログ改善にも活かせる知識」になっています。
対象はWordPressテーマ『SWELL』をお使いの方限定になりますが、
『広告は出てるけど、このままで大丈夫かな?』と不安な方は、ぜひ一度ご相談ください。





