こんにちは、和花人ブログのMIHOです。
副業やフリーランスを始めるとき、意外とつまずきやすいのが「住所の問題」。
開業届や法人登記を出すときに、自宅住所をそのまま公開するのは不安……という方も多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが 「バーチャルオフィス」 です。
この記事では、バーチャルオフィスの基本からメリット・デメリット、副業・ブログ運営との相性、さらにおすすめの格安バーチャルオフィス4選を徹底比較してご紹介します。
バーチャルオフィスとは?

- 「法人登記」や「開業届」で必要な住所
- 「名刺」や「ホームページ」に記載する住所
- 「郵便物の受け取り」や「転送」
こうした用途に利用でき、自宅住所を公開せずに事業を始められるのが最大の魅力です。
副業・ブロガーにバーチャルオフィスが必要な理由
1. プライバシー保護
ブログやネットショップを副業で始める場合、自宅住所を公開したくないというニーズはとても多いです。
2. 信頼性アップ
3. 低コストで法人化できる
バーチャルオフィスのメリット
- 自宅住所を公開せずに登記できる
- 都心一等地の住所を利用できる
- 月額1,000円〜で低コスト
- 郵便物や書留の受け取り・転送が可能
- 法人口座開設に対応している事例も多い
バーチャルオフィスのデメリット
1. 実際に作業するスペースはない
バーチャルオフィスは「住所を借りるサービス」が中心なので、自分がそこで作業できるわけではありません。
たとえばブログ執筆やネットショップの在庫管理など、日常的な業務は結局カフェや自宅で行うことになります。
けれども視点を変えれば、余計なオフィス費用をかけずに、自分の好きな場所で自由に働けるという大きなメリットになるのです。
例えば…
- 「会社員を辞めて独立したけど、オフィスを持っていると見せたい」という人には便利。
- ただし「外で静かに作業したい」という場合は、別途コワーキングスペースを契約する必要があります。
2. 大きな荷物や商品を受け取るのは難しい
郵便物や書類程度なら転送してもらえますが、宅配便の大きな段ボールや花苗などの商品は受け取り不可というケースがほとんどです。
例えば…
- ハンドメイド作家やネットショップ運営者が仕入れで段ボールを受け取ろうとしても、バーチャルオフィスではNGな場合が多いです。
- 花屋を開業する人が「資材や花苗の納品先」に使うのは現実的ではありません。
ただし、郵便転送サービスを利用したり、商品は倉庫や自宅に直送するように分けて使えば問題ありません。
3. 信頼できる業者を選ばないとトラブルになることも
バーチャルオフィスは全国にたくさんありますが、中には対応がずさんな業者も存在します。
ありがちなトラブル例:
- 郵便物の転送が遅くて重要な書類を受け取れなかった
- 住所が「犯罪利用」に使われ、同じ住所を利用している自分の信用まで下がってしまった
- サポート体制がなく、問い合わせに全然対応してもらえない
だからこそ、「登記可能か?」「郵便物の管理がしっかりしているか?」「口コミや実績があるか?」を事前に確認することが大切です。
特に今回ご紹介しているサービスは、郵便物の写真通知・GPSチェック・有人フロント対応など、信頼性を高める工夫がされています。
むしろ「厳格な審査をしている業者」を選ぶことで、同じ住所を利用する企業の質も保証され、結果的に自分の信用にもつながります。
4. 契約方法によっては出向が必要な場合がある
多くのバーチャルオフィスはオンラインで契約が完結しますが、中には実際にオフィスへ出向いて対面審査が必要なサービスもあります。
でもこれも裏を返せば、信頼性を重視している証拠。
- 地方在住で移動が難しい人 → オンライン完結型を選ぶのが安心
- 法人化や取引先への信頼を第一に考える人 → 対面審査ありのサービスを選ぶことで、相手にもしっかりとした印象を与えられる
バーチャルオフィスのデメリットは「工夫次第で解決できる」ものばかり。
むしろ柔軟に選べるからこそ、自分に合った働き方や事業スタイルを作れるのがバーチャルオフィスの魅力です。
花屋・実店舗ビジネスでの応用
私は元・花屋なので、実店舗開業と住所公開の悩みもよく分かります。
花屋や園芸店を開業するとき、登記住所は必要だけれど資材の受け取りは別場所というケースが多いです。
- バーチャルオフィス → 登記・公開用住所として利用
- 実際の仕入れや商品管理 → 自宅や倉庫を利用
このように使い分けることで、自宅住所を守りつつ安心して事業を進められます。
【比較表】おすすめバーチャルオフィス4選
バーチャルオフィスと一口にいっても、料金体系やサービス内容はさまざまです。
「できるだけ安く始めたい」「法人登記や郵便転送をまとめて任せたい」「女性でも安心して利用できる業者を選びたい」など、人によって重視するポイントも違いますよね。
そこでここでは、副業やブログ運営、ネットショップ開業におすすめのバーチャルオフィス4選 を比較表にまとめました。
料金・特徴・おすすめポイントを整理していますので、自分の働き方や予算に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。
| サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 契約方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| バーチャルオフィス1 | 初年度880円〜(次年度1,320円) | なし | オンライン完結 | 渋谷住所/登記+郵便転送込み(※郵便転送費用は別途要)/LINE通知/会議室あり |
| PocketOffice | 980円〜 | 5,500円 | オンライン完結 | 渋谷住所/電話・FAX・HP制作などオプション豊富/補助金サポート |
| NAWABARI | 登記込み1,650円〜(登記不要の場合1,100円) | なし | オンライン完結 | 複数ショップ利用可/郵便物写真管理/GPSチェックで安心 |
| ナレッジソサエティ | 4,950円〜 | なし | 来館審査あり | 千代田区九段南住所/有人フロント/銀行口座開設も可能 |
バーチャルオフィスによっては、
・すべてオンラインで契約が完結する場合
・実際にオフィスへ出向いて対面審査を受ける必要がある場合
があります。
副業ブログやネットショップのようにオンライン完結で十分な方は前者がおすすめ。
一方で、法人化や取引先からの「信頼を重視する」方は、来館審査型を選ぶことで安心感を得られます。
4サービスの特徴を詳しく解説
① バーチャルオフィス1
- 初年度880円は業界最安級
- 渋谷の住所が使えて法人登記・郵便転送込み(※郵便転送費用は別途要)
- LINEで郵便物通知 → 忙しい副業ブロガーも安心
▼バーチャルオフィス1の詳細はこちら

② PocketOffice
- 月額980円〜と格安
- 郵便転送・電話転送・HP制作などオプション充実
- 補助金・助成金サポートがあるので起業準備に強い
▼PocketOfficeの詳細はこちら

③ NAWABARI
- 登記込み1,650円〜、登記不要なら1,100円〜
- 複数ショップ運営10個までは追加料金なし
- 郵便物を写真で確認可能
- GPS探知機で不審物チェック → 女性起業家やインフルエンサーも安心
▼NAWABARIの詳細はこちら

④ ナレッジソサエティ
- 月額4,950円〜とやや高めだが、信頼感抜群!
- 銀行所有ビルの住所を利用可能
- 有人フロント対応で来客も安心
- 銀行口座の開設実績あり → 法人化を本格的に目指す人におすすめ
▼ナレッジソサエティの詳細はこちら

どれを選ぶべき?
ここからは、タイプ別におすすめのサービスをまとめてみました。
自分の働き方や状況に合わせて、しっくりくるものを選んでみてくださいね。
副業ブロガー/コスト重視派
バーチャルオフィス1 または PocketOffice
・バーチャルオフィス1は 初年度880円〜 で、郵便転送サービスまで込み。
副業の延長で「住所だけ用意したい」人には十分です。
・PocketOfficeは 月額980円〜。
電話転送やホームページ制作などオプションが豊富なので、ブログやネットショップを育てながら徐々に機能を追加していきたい人におすすめです。
こんな方におすすめ!
「アドセンスやアフィリエイト収益が伸びてきたから、事業化したい」ブロガー
「開業届を出して青色申告したい」副業ワーカー
▼バーチャルオフィス1はこちら

▼ PocketOfficeはこちら

複数ショップ運営/女性起業家
NAWABARI
・郵便物はマイページで写真確認でき、さらに GPS探知機で不審物チェック までしてくれるので、安心感が段違い。
・女性起業家やインフルエンサーの「自宅住所を出したくない」「ストーカー対策が気になる」ニーズにも合っています。
こんな方におすすめ!
「ハンドメイド作品を複数モールで販売している」作家さん
「ファンからのプレゼントを受け取りたい」YouTuber/インフルエンサー
▼NAWABARIはこちら

法人化・信頼性重視/銀行口座を作りたい人
ナレッジソサエティ
・月額は4,950円〜と他サービスに比べるとやや高めですが、東京・千代田区九段南、銀行所有ビルの住所を利用できるため、圧倒的な信頼感があります。
・有人フロントがあり、来客対応や急な訪問にも安心。
取引先をオフィスに招いても「しっかりした会社」という印象を与えられます。
・銀行口座の開設実績が豊富で、法人化を見据えている副業ブロガーや起業家に最適。
こんな方におすすめ!
「法人化して取引先に信頼感を持たせたい」ブロガーやコンサルタント
「銀行口座をきちんと開設して資金管理をしたい」事業者
▼ナレッジソサエティはこちら

✅ まとめると:
ちなみに私自身も、今後コンサル業を検討しているため、特定商取引法に対応するためにバーチャルオフィスを登録する予定です。
同じように「自宅住所は出したくないけれど、事業をしっかり進めたい」という方には、バーチャルオフィスはとても心強い味方になりますよ。
まとめ
バーチャルオフィスは、
- 自宅住所を公開せずに事業ができる
- 信頼感のある住所を持てる
- 低コストで法人登記が可能
と、副業やブログ運営に欠かせないサービスです。
さらに選ぶ際には「料金」だけでなく、オプションや信頼性、どんな相手に見せたいかで決めると失敗しません。
副業から法人化を目指す方も、実店舗ビジネスを始める方も、ぜひ自分に合ったバーチャルオフィスを選んでみてくださいね。




