【保存版】商品やサービスが売れない理由|MAYAの法則で分かる成功と失敗の分かれ道

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「なぜか売れない…」「商品に自信はあるのに、なぜ?」
そんな悩みを抱えていませんか?

実は、商品やサービスが失敗する原因の多くは「MAYAの法則」を理解していないことにあります。

この記事では、ビジネスやブログ、さらには私自身の花屋・オンラインショップ運営の体験を交えながら、MAYAの法則をわかりやすく解説します。

今回の記事の目次

MAYAの法則の基本:新しさと安心感のバランス

人は本能的に「新しいもの」に惹かれます。
でも一方で、未知すぎるものには警戒心を抱きます。

たとえばファッションを考えてみましょう。
真っ赤なドレスに奇抜なデザインの靴を合わせると、斬新で目立ちますが、普段の生活にはなかなか取り入れづらいですよね。

逆に、全く冒険のないファッション(無難な黒のワンピースに黒の靴)だと、新鮮味がなく「面白みがない」と感じられてしまいます。

MAYAの法則が教えてくれるのは、この「間(あいだ)」こそが鍵だということです。

つまり、 「人が安心できる土台の上に、ほんの少し新しさをプラスする」
この塩梅があるからこそ、多くの人に受け入れられるのです。

ブログにも通じるMAYAの法則

私が今力を入れているブログ運営でも、このMAYAの法則は欠かせない考え方です。

ブログ記事って、ただ「新しい情報」だけを書けばいいわけではありません。
SEOを意識しても、あまりに専門的すぎる内容や、難解な表現は読者に伝わらない。
逆に、誰もが書いているような「当たり障りのない内容」では面白みが無く、検索上位を狙えません。

そこで必要になるのが、

・読者が知っている内容(安心感)
・そこに少しだけ私らしい視点や体験談(新しさ・独自性)

この両方を掛け合わせることです。

実際、私のブログでよく読まれている記事は「基礎知識+私の体験談」という形になっていることが多いです。

「教科書的な内容」だけではなく、「あ、実際にやってみた人がこう感じたんだ」と共感してもらえるからこそ、リピーターも増えていくのだと思います。

なぜMAYAの法則がビジネス成功につながるのか?

MAYAの法則はデザインやマーケティングの世界では昔から語られていますが、実際に企業の成功例を見ても、このバランスがよく分かります。

初代iPhoneが登場したとき、多くの人はまだ「ガラケー(折りたたみ携帯)」を使っていました。

そこに出てきたのが「電話・音楽プレーヤー・インターネット」が一つになったスマートフォン。

安心感(受け入れやすさ) → 電話もメールもできるし、見た目も「携帯電話の延長線上」にある。 → 完全に未知の機械ではなく、「ちょっと進化した携帯」と感じられた。

新しさ(進歩的)→ 指で画面を直接タッチして操作できる。
アプリを自由にダウンロードして使える。 → これまでの携帯にはなかった画期的な使い方。

つまり、まったく新しいデバイスを生み出したのに、ユーザーにとっては「携帯の延長」として受け入れやすかった。

これがまさにMAYAの法則=新しさと安心感の絶妙なバランスだったのです。

スタバの場合も同じです。
スタバが登場する前、喫茶店といえば「コーヒーを飲む場所」でした。

スタバはそこに「サードプレイス(家でも職場でもない居心地のいい場所)」という新しい価値を加えたんです。

安心感(受け入れやすさ) → 「コーヒーを飲む」という従来の習慣はそのまま。 → 店内もカジュアルで入りやすく、従来の喫茶店文化に近い。

新しさ(進歩的) → フリーWi-Fiや電源、広いテーブルを設置して、仕事や勉強ができる環境を提供。 → カフェラテやキャラメルマキアートなど、当時日本では珍しかったドリンクを展開。

つまり、「まったく別物の新しい空間」ではなく、 “誰もが知っているコーヒー文化に、ちょっと新しい体験を上乗せした” からこそ、日本でも爆発的に受け入れられたわけです。

分かりやすくまとめると…

MAYAの法則は、

iPhoneなら → 「スマホやパソコンに似てるから安心。でも新しい体験ができる」
スタバなら → 「喫茶店に似てるから安心。でも新しい価値(居心地・多彩なメニュー)がある」

この “似ている部分があるから安心して受け入れられるけど、ちゃんと新しい魅力もある” という絶妙なバランスがポイントなんです。

私がブログに取り入れているMAYAの工夫

ブログ記事は「検索でたどり着いた読者がすぐ理解できる内容」と「独自性や体験談」の組み合わせがポイントです。

◆安心感(受け入れやすさ)
まずは基礎的な情報を書く。
例:「パンジーの育て方」「Googleアドセンス申請方法」など、誰もが知りたい一般的な情報をわかりやすく。

◆新しさ(進歩的)
そこに自分の体験や工夫を加える。
例:「パンジーは水のやりすぎに注意。私の場合は朝の光が当たる場所に置いたら長持ちしました」
例:「アドセンス申請ではプロフィールページを工夫したら合格につながった」

※読者は「基礎情報」で安心し、「体験談」で「なるほど!」と新しい気づきを得られます。
これがMAYAの法則的な書き方です。

花屋実店舗で活かせるMAYAの法則

花屋の店頭は「安心感」と「新鮮な驚き」のバランスが大切です。

◆安心感(受け入れやすさ)
定番の花(バラ、カーネーション、ガーベラなど)は必ず揃える。
お客様が「やっぱりこれが欲しい」と安心できる土台になります。

◆新しさ(進歩的)
定番の花束に、ちょっと珍しい ワイルドフラワー(プロテアなど)を少しミックス する。
例えば「赤バラの花束に1本だけプロテアを加える」と、それだけでぐっとおしゃれ感が増し、「いつもの花束なのに特別感がある」と思ってもらえる。

オンラインショップ(花苗屋・寄せ植え屋さん)で活かせるMAYAの法則

ネットショップの場合は「写真で伝わる親しみやすさ」と「他にはない提案」のバランスが重要です。

◆安心感(受け入れやすさ)
誰もが知っている季節の苗をラインナップに入れる。
例:パンジー、ペチュニア、ラベンダー。
さらに「管理が簡単」「初心者でも失敗しにくい」といった安心ワードを添える。

◆新しさ(進歩的)
定番の花苗セットの中に「珍しいカラー」や「今話題の新品種」を少し入れる。
例えば「普通のビオラセット」ではなく「ビオラ10株+話題のアンティークカラー2株」を加えて『トレンド感』を出す。

私のオンラインショップでのMAYA実践例

私が実際にオンラインショップを運営していたとき、挑戦してみたのが 「中身が分からない花苗セット」 でした。

完全に中身を伏せてしまうと、お客様にとっては「未知すぎて不安」。
そこで私は、セットの中でも「希少価値のある苗だけを毎週公開」する工夫をしました。

◆安心感(受け入れやすさ)
「希少苗が必ず入っている」という安心感

◆新しさ(進歩的)
「その他の苗は届くまでのお楽しみ」という新しさ

この2つを組み合わせたことで、ありそうでなかった希少性+ワクワク感という独自性が生まれ、結果として多くのご注文につながりました。

まとめ:MAYAの法則は「未来と今をつなぐ架け橋」

MAYAの法則は、言ってみれば「未来」と「今」をつなぐ架け橋のようなもの。

人が安心して一歩踏み出せるように、「分かりやすさ」と「新しさ」の両方を大切にする。

花屋でも、ブログでも、ビジネスでも、結局は人の心に寄り添うことが一番大切なんですね。

MAYAの法則は、その寄り添い方の指針を教えてくれる考え方だと思います。

私もこれからブログやYouTubeを続けていく中で、「ちょっと新しい、でもちゃんと伝わる」内容を意識して発信していきたいなと思っています。

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