こんにちは、オンラインショップを運営していた元花屋:和花人のMIHOです。
「夏になると売上が激減してしまう…」
「商品はあるのに、お客様が買ってくれない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は私も、オンラインショップ時代に同じ壁にぶつかり、焦って空回りした経験があります。
でもそこで学んだのは――
“売れない時期をただ耐えるのではなく、未来の売上につながる仕込み期に変える” という発想。
この記事では、私が実際に試して効果があった「仕込みタスク」を一覧でご紹介します。
停滞期こそ、次の繁忙期の売上をつくるチャンスですよ!
オンラインショップ時代|夏は売れない。でも、それが好機だった

私がオンラインで寄せ植えや苗を販売していた頃、夏場の売上は極端に落ち込みました。
植物が弱る時期でもあるし、お客様もお世話に手がかかる夏場は、苗を買うタイミングではないんですよね。

最初の年は本当に焦りました。
仕入れても注文メールはゼロ、全く売れない。
「仕入れないと利益が出ない」と思っていたのに、苗はどんどん劣化していくし、水代もかさむ…。
頭の中では「何かしないと」と分かっていても、現実は何も動かず、悪循環のループに陥りそうでした。
でも、少し冷静になって考えてみたんです。
そもそも私自身が「この猛暑の中でガーデニングしたいか?」と。
正直、暑い中で蚊と戦いながら、毎日水やりをするのってしんどいですよね。
そんな季節に、無理にお客様に買ってもらおうとする方が無謀だったんだと、ようやく気づいたんです。
そこで、2年目からは
「夏場は売れない前提」で動こう!
と意識を変えました。
焦ると行動がブレる。だからこそ「冷静に」

売れないと、つい焦って“間違った行動”をしてしまいがちです。
思いつきで商品を追加してみたり、値下げをしてみたり、宣伝だけして何も売れず落ち込んだり…。
でも、焦って動くと、余計に疲れるし、結果も出ない。
だから私は、売ろうと焦るのではなく、“仕込み”に徹するようになったんです。
✅ 仕入れを極限まで削減
そして、まず先に仕入れを極限まで削減し、作業ができるように「時間」を作りました。
- 「売れるかも」と仕入れていた苗を思い切って絞り込む
- 結果、水やりの手間・コストが削減
- 苗ロスも激減して、在庫ストレスが一気に軽くなった
こうして、売るための仕込みタスクができる状態を整えたんです。
仕込みタスクとは?|今すぐ影響が出ない“未来への種まき”

当時私が特に重視していたのが、“仕込みタスク”に時間を使うことでした。
たとえば…
ご飯を作るときに「ネギだけ事前に切って冷凍しておく」っていう、あのちょっとした準備。
実際、切ってなくても料理は作れるけど、毎回の料理時間が地味に延びていきますよね。
でもネギが冷凍庫にあると、「今日は楽できる♪」という心のゆとりと時短効果が生まれます。
それと同じで、ビジネスやブログにも「今すぐ必要ではないけど、仕込んでおくと後がラクになる作業」があります。
私はそれを「仕込みタスク」と呼んで、売れない時期にせっせと進めています。
オンラインショップ運営の時には…
- 商品説明文の見直し
- サイト全体のブランドトーン統一
- 発送時の同梱チラシの改善
- 苗の「保管棚」や「梱包資材」の見直し
- 再利用できるコンテンツの整理とラベリング
こういった「仕込みタスク」は、売れない時期にこそ手をつけるべきテーマです。
私は日頃から「これはあとでやろう」と思ったことをノートに書き溜めておき、夏の閑散期に一気に着手していました。

この“仕込みタスクメモ”は、いまのブログ運営でも大活躍しています。
ブログ運営でも実感!「伸び悩み=準備ができるチャンス」

現在は、ブログを中心に「情報発信」や「自分らしく働きたい女性のための副業サポート」を行っています。
ここでもやっぱり“伸びない時期”はあります。
特に…
- 投稿数が少ないとき
- 季節や検索ニーズがズレているとき
- 新しいカテゴリに挑戦しているとき
こういった時期はアクセスも収益も鈍くなりがち。
でも私は、そんなときこそ「今、やれることをやろう!」と思えるようになりました。
✅ 私の仕込みタスクはこんな感じ
- 過去記事の見直し・リライト
- 情報の鮮度、SEOタイトル、メタディスクリプションをチェック
- ブログ内部の整理整頓
- カテゴリーの再分類
- 内部リンク強化、トップページ導線の改善
- 記事の下書きをストック
- “今すぐ出さない記事”を先に書いておくことで、後がラクに
- Canvaで記事用画像のテンプレート作成
- 一気に作っておけば、次からは差し替えるだけ
仕込みタスク一覧|今すぐ必要じゃないけど「やっておくと未来がラクになる」リスト

「今、売れない…」
「店もオンラインも、動きが鈍くて不安…」
そんな時期は、焦ってあれこれ手を出すよりも、“未来に効いてくる仕込みタスク”にじっくり取り組むチャンスです。
私自身、オンラインショップでも、マルシェや実店舗販売でも、“売れない時期”は必ずありました。
でも、そんなときにこそ行っていた「裏方作業」が、繁忙期の売上やお客様の反応にしっかりつながってきたんです。
ぜひみなさんも、この一覧を使って「今だからできること」を一緒に見直してみてくださいね。
焦らず、一歩ずつで大丈夫です!
| タスク名 | 内容 |
|---|---|
| 商品説明のリライト | オンライン:SEOや分かりやすさを意識して改善 実店舗:POPや商品タグのキャッチコピーを見直す |
| ショップ導線の見直し | オンライン:サイト内のカテゴリや動線設計を整理 実店舗:お客様の動線に合わせた陳列変更・店内導線の改善 |
| 写真・ビジュアル素材の撮影・整理 | オンライン:商品写真やバナーの差し替え 実店舗:SNSやPOP用の撮影素材のストック化 |
| お客様対応の定型化 | オンライン:よくある質問・問い合わせの返信テンプレ作成 実店舗:接客対応のQ&A、従業員用マニュアル化 |
| SNS投稿のストック作り | オンライン・実店舗共通:キャンペーン告知、商品紹介などを事前に準備しておく |
| キャンペーンの企画 | 季節イベント、特典内容、まとめ買い企画などを事前に設計しておく |
| 発送・梱包オペレーションの見直し | オンライン:梱包資材の最適化、マニュアル整備 実店舗:ギフト包装の導線、セルフラッピングの導入など |
| 顧客の声の整理 | オンラインレビュー、対面の感想、リピーターの傾向を分析・記録 |
| タグ・ラベルの改善 | 見やすさ・伝わりやすさを重視した表記や素材にアップデート |
| 下書きコンテンツの準備 | SNS・ブログ・商品ページなど、公開前の構想・原稿をストック |
| 店内外のメンテナンス | オンライン:サイトの動作確認、404修正など 実店舗:清掃・什器の修繕・装飾の見直し |
| 価格の見直しと原価管理 | 原価高騰・在庫ロスをふまえた価格調整や販促方法の最適化 |
| スタッフ間の共有資料作成 | オンライン:在庫・発送管理の可視化 実店舗:シフト管理・接客ルール |
| お客様目線での点検 | ショップ全体を「はじめて来るお客様」の目線でチェックして改善点を洗い出す |
感情に飲まれず、「今できること」に集中する

落ち込むのは自然なこと。
でも、「この落ち込みすら、未来の準備に変えられる」と思えるかどうかで結果は本当に変わってきます。
私も何度も焦りや不安に支配されそうになったけれど…
- ノートに「今の感情」と「やれること」を書き出す
- 小さな行動を積み重ねて自信を回復する
- 感情じゃなく「データと事実」で判断する
という流れを意識するようにしています。
仕込みタスク中に外注もアリ!私が使った「ココナラ」
正直、全部を自分ひとりでやろうとすると、どこかで疲れてしまいますよね。
そんなとき私が実際に利用しているのが、スキルのマーケット「ココナラ」です。
たとえば…
- 商品説明文のブラッシュアップ(売れる文章に整えてもらう)
- SNS用バナーやPOP画像のデザイン
- 売上改善や集客導線に関するマーケティング相談
など、“自分が苦手な部分だけをお願いする”という使い方ができます。
しかも、お願いする前にチャットで相談できるので、初心者さんでも安心。
私も最初はちょっと緊張しましたが、思い切って頼んでみて、本当に作業がラクになりました◎
今回の「仕込みタスク」を効率よく進めたい人にとっては、“自分の時間を守る選択肢”としてぜひ一度チェックしてみてほしいサービスです。
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まとめ|静かな時期ほど、次の波をつくる種がまける
でも、土の中では確実に根が張っている。
見えないところで仕込みをした分だけ、繁忙期にその力が表に出てきます。
「伸びていない=失敗」ではなく、「伸びていない=準備が整う時期」だと信じて、今やるべきことを丁寧に積み上げていきましょう!




