こんにちは、和花人ブログのMIHOです。
昔の私は、自己分析や自己理解なんて必要じゃないと思っていました。
とにかく頑張って、売上を上げて、数字を伸ばせばいい。
それが「仕事で成功する」ってことだと思っていたんです。
でも――オンラインショップを始めて2年目。
ふと、「何かがおかしい」と感じました。
数字は悪くないのに、心が満たされない。
好きなはずの花の仕事なのに、どこか違和感があったんです。
そしてようやく、“働くこと”と“生きること”がひとつにつながった感覚を得たのです。
その理由をたどるうちに、「自己理解の終着点」と「働き方との深い関係」が見えてきました。
当時は嬉しいとしか思わなかったこと

当時の私は、「頑張らなきゃ」「期待に応えなきゃ」と、いつも肩に力が入っていました。
師匠の「大丈夫、あなたならできる」という言葉をかけてもらったとき、その瞬間はただ嬉いと感じただけで、涙が出るような感情ではありませんでした。
でも今回、自己理解を深めていく中でその言葉を思い出したとき、なぜか胸の奥が熱くなって、自然に涙があふれました。
MIHOそれは、当時は気づけなかった“自分の本音”に触れたからです。
あの頃の私は、自信がないまま必死で頑張っていた。
師匠の言葉はちゃんと届いていたのに、「私は本当にできるのかな?」とどこかで疑っていたんです。
今の私は、その不安も弱さも含めて“これが私なんだな”と素直に認められる。
その感情の変化こそが、私にとって自己理解の一番の成果なんだと思います。
なぜ自己理解はビジネスに必要なのか?
自己理解は、単に「自分を知る」ための作業ではありません。
具体的には、次のような変化を生み出します。
① 自分の得意・不得意がわかり、パフォーマンスが上がる
自己理解が進むと、自分の「思考パターン」や「集中のリズム」が分かるようになります。
得意な分野に時間を使えるようになり、苦手な部分は工夫や外注で補える。
② ストレスに強くなる
「何が苦手で、どんなときに疲れるのか?」が分かると、ストレスをためる前に休んだり、環境を整えたりできます。
③ 判断が早くなる
「何が自分に合うか?」を理解していると、迷いが減ります。
④ 人との関係がラクになる
自分の性質が分かると、他人との違いも受け入れやすくなります。
⑤ 続ける力が育つ
自己理解によって、「自分がどうありたいか?」が明確になります。
MIHOそれは“正しい働き方”を見つけるためではなく、“自分に合った働き方をつくる力”を育てるためなんです。
よくある「自己理解の終着パターン」

自己理解の終着点は、人によって表現が違います。
でも、多くの人に共通するパターンがあります。
① 感情の解放タイプ(泣く・涙が出る)
私のように涙があふれる人はとても多いです。
これは、「ずっと抑えてきた自分の本音」にようやく触れた証拠。
「やっと見つけた」「ようやくここに帰ってこられた」という安心感の涙なんですね。
長年の「自己否定」や「他人軸での生き方」がほどけて、ようやく“自分”に還れた瞬間に起こります。
② 論理的整理タイプ(ピースがハマる感覚)
「点と点が線になった」「全部つながった」など、知的な快感を伴うタイプ。
今までバラバラだった出来事・性格・得意不得意が、一枚の地図のように見えてくるときです。
これまで悩みだったことが、「ああ、これも私らしさだったんだ」と理解できるようになります。
③ 静けさタイプ(何も起きないのに穏やか)
涙もないし、特別なひらめきもない。
でも「これでいいんだな」と、心が静まる人もいます。
“見つける”より“戻る”感覚に近く、無理をやめたときにやってくる終着点です。
まとめ
自己理解の終着点は人それぞれ。
私の場合は、「自分を認める」という場所にたどり着きました。
MIHOあれほど迷っていたのがウソみたいに、今は心の中にどっしりとした土台ができて、ワクワクとドキドキが同時に満ちている感じがします。
曇り空が一気に晴れて、「あ、私、やっとここまで来たんだな」って思えた瞬間でした。
自己理解は、人生を変える小さな一歩です。
今日からほんの少し、“自分を知ろうとする時間”をつくってみてください。
その一歩が、未来のあなたを確かに変えていきます。
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