「ブログで稼ぐ」と聞くと、多くの人が「毎日更新してアクセスを集める」イメージを持つかもしれません。
ですが実際には、一度書いた記事が長期間読まれ、収益を生み続ける「資産型ブログ」という考え方があります。
私自身、オンラインショップを経てブログにシフトした経験があり、その中で「資産型」という仕組みの「魅力」と「難しさ」を実感してきました。
この記事では資産型ブログの基本から、花屋業界での活用法、そして“まだ成果が出ていない不安”も含めてリアルにお伝えします。
資産型ブログとは?

たとえば…
- 数年前に書いた「チューリップの育て方」の記事が毎年春になると自然にアクセスを集める
- 広告やアフィリエイトリンクを仕込んでおけば、更新を止めても一定の収益が発生する
MIHOまるで「不動産の家賃収入」のように、時間が経っても収益を生み続けるのが特徴です。
資産型ブログの主な特徴

資産型ブログには、いくつかの大きな特徴があります。
どれも「すぐに稼ぐ」のではなく、長く続けることでじわじわ力を発揮するタイプの仕組みです。
長期的に育てていく視点
今日書いた記事が明日バズるというよりも、時間をかけて少しずつ記事を積み重ね、サイト全体の価値を高めていくのが基本です。
花でいえば、球根を植えてから花が咲くまでに時間がかかる感覚に近いです。
高品質なコンテンツ
一つひとつの記事は、「誰かの悩みや疑問を解決すること」にフォーカスして作ります。
そうすることで検索エンジンにも評価されやすくなり、長期間アクセスを集め続ける記事になります。
収益が自動的に積み上がっていく
記事が増えるほど、ブログ全体の評価が上がり、安定して収益が発生する土台ができます。
手を動かしていない時間でも24時間365日、過去の記事が静かに働いてくれるようになります。
売却できる資産になる
「一定の収益とアクセスを維持できるようになる」と、ブログ自体が「ビジネス」として価値を持つようになります。
希望すれば、将来的に売却して「まとまった利益」を得ることもできます。
※これは、自分のドメインで運営するWordPressブログだからこそできることで、noteなどのプラットフォーム型コンテンツは、所有権や移転性の制約があるため基本的にM&Aには不向きです。
「育てて終わり」ではなく、次のステップに活かせる資産になる…それが資産型ブログの魅力のひとつです。
将来の選択肢として「売却」も視野に
もちろん、すべての人に売却をすすめるつもりはありません。
でも、「好きなことを続けながら、いつでも選択肢を持てる」というのは、安心して挑戦を続けるための大きな支えになると思っています。
▼M&A(どのぐらいの金額で売却できるの?など)についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ

資産型ブログのメリット(仕組み面)
このような特徴から、資産型ブログには次のようなメリットがあります。
持続的に収益が発生する
一度書いた記事が、数年にわたってアクセスと広告収入を生み続けるため、少しずつ不労所得に近い形に育っていきます。
高い事業価値になる
収益やアクセスが安定すると、ブログ自体が「価値ある事業」として評価されるようになります。
将来的に売却したいと考えたときも、良い条件で手放せる可能性が高くなります。
収益源を複数に広げやすい
ブログを軸に、SNSやメールマガジン、デジタル商品など他のチャネルと連携して収益を多角化することも可能です。
一本の柱が少し揺れても、他で補えるようになり、安定した資産づくりがしやすくなります。
利益率が高い(固定費がほとんどかからない)
花屋や実店舗と違い、在庫や仕入れ、発送コストなどが不要で、主な固定費はサーバー代とドメイン代のみ。
売上の多くを利益として残せるため、利益率が非常に高いのも大きな魅力です。
私が資産型ブログを選んだ理由

花苗オンラインショップを運営していた頃、どうしても「仕入れ → 販売 → 在庫リスク」の繰り返しから逃れられませんでした。
MIHO「季節」や「天候」に左右され、安定した収益を作るのが難しかったのです。
花屋で培った寄せ植えや植物の知識を記事にすれば、在庫リスクなしに「知識」が資産として残せます。
実際に記事を積み上げることで、店舗を持たなくても全国に発信できるようになりました。
花屋業界に「資産型の発想」を取り入れたい!

私は花苗屋時代から、「何とか花屋を継続しながらも安定した収益は出せないものか?」と常に考えてきました。
花の仕事は季節や天候に左右されやすく、どれだけ頑張っても安定した収益を出し続けるのが難しい世界です。
MIHOだからこそ、花業界そのものがもっと活気づき、もっと多くの人がお花を楽しめる世界にしたいと心から思っています。
そのためには、働く人たちが安心して続けられる「仕組み」が必要です。
資産型ブログという仕組みが、その一つの答えになるかもしれない…そう思うようになったのです。
資産型の発想が花業界にもたらす未来

もし花屋業界に資産型という考え方が根づいたら、きっとこんな未来が描けるはずです。
① 季節変動の激しい売上を、資産でなだらかにできる
② 新規のお客様を、自然に常連さんに育てられる
③ 閑散期に記事を育て、次の繁忙期に花を咲かせられる
花屋は忙しい時期とゆったりした時期がはっきり分かれます。
まるで、オフシーズンに球根を植えて、春に一斉に花を咲かせるような感覚です。
MIHOつまり、資産型ブログは「お店の売上を補う仕組み」であると同時に、花業界で働く人たちが、安心してお花と向き合える土台になると私は考えています。
資産型ブログのデメリット

もちろん、資産型にも「弱点」があります。
・トレンド型のように即バズらない
母の日キャンペーンのように一気に注目を集めることはなく、育つのに時間がかかる。
・数年間は“ほぼ無収益”のまま記事を書き続ける必要がある
花屋の忙しい日々の合間に記事を書き続けても、最初の1〜2年はほとんど収益が出ないことも多い。
・必ず当たるとは限らない
どれだけ記事を書いても、検索需要や競合の影響で思うように伸びない場合もある。
「いかに差別化できるか?」が勝負。
▼「差別化の重要性」についてこちらの記事で詳しく説明しています
ただし、何もしないで毎日「売上が…」と嘆いているよりはずっとまし。
なぜなら、初期投資はサーバー代とドメイン代だけ。
仕入れリスクに比べれば圧倒的に低く、挑戦しやすいのです。
実際の成果と私の実感

私の場合、最初の3か月間での収益は約300円程度でした。
正直に言えば、今もまだ「これで本当に成果が出るのだろうか?」と不安の中にいます。
ただ、私は昔から「何でも試してみないと気が済まない性格」なので、結果が出るか分からなくてもまずはやってみる!…そんな気持ちで取り組んでいます(笑)
資産型ブログは「書けばすぐ稼げる」ものではありません。
検索順位が安定するまでには時間がかかり、収益はゼロに近いまま記事を積み上げ続ける時期があります。
私は現在その真っ只中。
毎日記事を書きながらも「この努力は報われるのかな?」と心が揺れることもあります。
MIHO種を植えてもすぐには花が咲かないように、ブログも“育てる期間”が必要なのだと自分に言い聞かせています。
まとめ:資産型ブログは未来の自分へのプレゼント
資産型ブログは、すぐに結果は出なくても、確実に未来の自分を助けてくれる存在です。
花屋業界のように季節で売上が大きく変動するビジネスにとっても、強力な安定剤になります。
「必ず当たる」とは限らないけれど、何もしないよりは確実に資産が積み上がる。
もっと深く知りたい方へ

この記事では全体像をお伝えしましたが、実際には「どう記事を設計するのか?」「どんなキーワードを狙うのか?」「内部リンクや収益化の仕組み」など、細かい部分で成果が大きく変わります。
MIHOもし「自分のお店に資産型ブログを取り入れてみたい」「ブログで安定収益を作りたい」と思った方は、InstagramのDMからでも大丈夫ですので、気軽にご相談くださいね🌸




